僕は立ち向かう人ではなく、逃げてきた人だったのだ。
今年の春先くらいから、よくわからない憂鬱とプレッシャーを感じていた。 去年出した『発酵文化人類学』の評判がびっくりするぐらい独り歩きして、美術館や科学館の企画で分不相応なオファーがあって「さらに前を目指して頑張るぞ!」という情熱がたぎっている! …ような気がしたんだけどさ。 今年の前半戦の大仕事が色々終わって、細々とした仕事を後回しにしてとりあえず数日間山梨…▶️続きを読む
今年の春先くらいから、よくわからない憂鬱とプレッシャーを感じていた。 去年出した『発酵文化人類学』の評判がびっくりするぐらい独り歩きして、美術館や科学館の企画で分不相応なオファーがあって「さらに前を目指して頑張るぞ!」という情熱がたぎっている! …ような気がしたんだけどさ。 今年の前半戦の大仕事が色々終わって、細々とした仕事を後回しにしてとりあえず数日間山梨…▶️続きを読む
『ミーム(遺伝因子)』という概念を提唱したことで知られる生物学者のリチャード・ドーキンス。僕はドーキンスが大好きで、なかでも『デザインとデザイノイド』というあんまり知られていない概念に強く惹きつけられている(デザイナーだからね)。 環境と時間がデザインを自律化させる この概念は、生物がどのように進化して機能や形態を獲得していくかを紐解く時に使われる。 例えば…▶️続きを読む
未知のものを発見する、仕組みをつくる、価値を与える。 新しい価値ができて、そこに需要が生まれる。事業やプロジェクトが生まれる時には価値のデザインのトライアングルが必要。そしてそのトライアングルは一人ではムリで、役割分担が絶対必要〜!! プロデュースおじさんの職能3分割 …と最近痛感するわけです。 それはなぜかというと、仲良しのクラシコムの青木耕平さんとgre…▶️続きを読む
こないだ会社勤めしてた頃よく通っていた下北沢の都夏でgreenzプロデューサーのおのっちさんと飲んできました。 「箱をつくる=プロデュース」と「箱の中身をつくる=クリエイション」の整理について相談にのってもらったんだけどさ。仕事の規模が大きくなる時の難問のプロデュース業務について最近めちゃ悩んでいるのさ。 箱の中身と外側は同時に考えられない けっこう長くクリ…▶️続きを読む