発酵デパートメントは哲学ドリブンの事業なのだ

新著『僕たちは伝統とどう生きるか』を書くなかで、アリストテレスの「哲学者」としての側面に深く触れた(これまでは生物学の大先輩として見ていた)。 私見ではあるが、アリストテレスが最も大事にしていたのはプラトン的な「真理」ではなく「善」であった。真理は一つだが、善は人によって無数にある。真理はベストで、善はベターの積み重ね。積み重ねていつかベスト(最高善)にたど…▶️続きを読む

民藝運動黎明期と発酵デパートメントの歩み

去年秋に発酵デパートメントで開催した「発酵 民藝を食べる」フェアの準備のために、僕は大学時代に買った柳宗悦の全集を引っ張り出し、日本各地はもちろん韓国や台湾を訪ねて民藝運動の歩みを追っていった。 とりわけ京都の京セラ美術館の展覧会『民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美』で、民藝運動最初期の10年の展開を追っていった時に、驚いたことがあった。 なんてことだ、…▶️続きを読む

編集工学研究所と発酵〜ほんのれんラジオとコラボ収録しました

ちょっと前のことですが、編集工学研究所へ行ってきました。 編集工学研究所でやっているほんのれんラジオと、発酵ラジオでやっているラジオただいま発酵中のコラボ収録に行ってきました。 発酵デパートメントからご近所の、本と活字文化の殿堂。 実は僕、20歳前後の大学生の時に編工研のカッコいい大人たちに遊んでもらっていたことがあり、2024 年に亡くなってしまった松岡正…▶️続きを読む

渡邉康太郎さんコンテクストデザインの帯デザインができました

本がカビるという前代未聞の帯デザイン…! 新著『僕たちは伝統とどう生きるか』のニュースです。 これまで出版してきた僕の本は、どれもデザインが際立ったものかり。新著であろうと、素敵なデザインがいいな…と思っておりました。版元である講談社のはからいで、新書にとどまらないユニークな帯のデザインができあがりました。 インスピレーションは、友人…▶️続きを読む

2026年の僕は、歩く謎床

2026年となりました。 大晦日から三が日の4日間は、山梨のおうちに籠もって春に出る新著の原稿執筆に没頭していました。 紅白も駅伝も見ず、新聞もラジオもぜんぶシャットアウトして誰とも会わずにひたすら朝から晩まで原稿書いて、合間に温泉行ってご飯食べてよく寝る… というのを繰り返してだいぶ疲弊するかと思いきや、ここ数年ないぐらい心身ともにスッキリ。 …▶️続きを読む