こんにちは。ヒラクです。
渋谷ヒカリエ47都道府県の発酵ツーリズム展覧会のクラウドファンディングが終わったのが1/15。
その後「あれ?クラファン締切直前はやたらSNSに書き込んでたヒラク君はどこ行ったの?」と不審がっていた人も多いと思いますが、クラファンが無事終了したのを見届けた直後からまた旅を再開していたのでした。
小豆島のヤマロク醤油で木桶の研修。全国から集まった醸造家たちと木桶づくりに挑戦(ほとんど役に立たなかったけど)。
木桶野郎どものテンションはつねにMAX。めちゃくちゃ働いてめちゃくちゃ飲んでめちゃくちゃ盛り上がるサイコーの場でした。小豆島で起こっている木桶レボリューションはもちろんヒカリエの展覧会にも登場、ていうか展示会場に木桶が登場します( ー`дー´)キリッ
淡路島の都美人の蔵にも入って麹仕事を体験させてもらいました。
日本酒蔵の繊細な麹造りの現場、めっっっっっっちゃ楽しかった〜!兵庫県代表、都美人の日本酒は会期中の角打ちイベントに登場予定。お楽しみに!
静岡県代表は、西伊豆田子の浦のカネサ鰹節。
鹿児島と双璧の静岡の鰹節文化。今回は延喜式の時代から伝わる幻のカツオ発酵食品が登場します。こうご期待…!
この写真!!!!めっちゃ良くないですか??????
新潟県代表は妙高のかんずり。全国的に見ても超レアな唐辛子の発酵食品。
大寒の日の特別な雪晒し(唐辛子を雪原にまく)に立ち会うことができました。こちらも展覧会場で試食できるよ。めちゃうまいよ…!
47都道府県代表以外にも「カテゴライズ不能枠」もいくつか設けます。徳島県から登場するのは発酵技術を活かした染色技術、阿波藍。
運がいいことに、すくも(染の原料)の発酵の最盛期に立ち会うことができました。タデアイの葉を堆肥状に発酵させてインディゴ色素の定着率を高めていきます。食品の発酵とは全く違う原理の藍染。この様子も展覧会を通じて皆様にお伝えするぜ。
すくもを石灰液に浸した二次発酵の様子。ぎゃ、ギャラクシー…!
蔵仕事の筋肉痛が一日遅れできて動けなくなったりしていますが、僕は元気です。
今回の旅は体力的にも精神的にも限界に挑むプロジェクトですが、だんだん新しい景色が見えてきています。それは言い換えれば、なんていうんだろ「誰も編んだことのない体系」「誰も描いたことのない地図」みたいなものの片鱗。つまり僕だけのフレームが作れる予感がしている…!
— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) January 28, 2019
【御礼】CAMPFIREのページでも報告しましたが、展覧会開催のためのクラウドファンディング、目標の500万円を大きく上回る約580万円の支援をもらって無事サクセス!しました。皆様本当にどうもありがとう。皆様の期待を裏切らない最高の企画にするよ…!
・目標金額を大きく超えた585万円達成!クラウドファンディング終了しました。 | CAMPFIRE
47都道府県の発酵が一堂に会する大展覧会『Fermentation Tourism NIPPON』、今年春4/26〜7/8に開催予定です。47都道府県のうち、36都道府県まで到達。いよいよラストスパート!
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