【発酵文化人類学】全国縦断55ヶ所、2000人に本を届けた出版ツアーの成果発表!

 

『発酵文化人類学』の全国出版イベントツアー、無事終了!

2017年4月から始まり、五ヶ月かけて北は北海道、南は沖縄まで日本縦断して全国各地のコミュニティに本を届けにいきました。予想していたよりはるかに盛り上がり、愛に溢れすぎていたツアーの成果発表をお届けしたいと思います。押忍!

出版ツアーの結果報告アウトライン!

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イベント回数:55回 クローズドのお話会&ワークショップ含む

回った都道府県:24都道府県

北海道/秋田/山形/宮城/長野/山梨/千葉/東京/新潟/愛知/大阪/京都/兵庫/滋賀/三重/広島/岡山/鳥取/島根/福岡/佐賀/鹿児島/熊本/沖縄

動員人数:ざっくり2000人※そのうち100名超え×5回

一緒に話した人:62名 醸造家24名、専門家15名、クリエイター23名

メディア掲載数:50以上

全部把握できていないので、もしかしたら60〜70くらいあるかも。掲載メディアの種類は、多い順から 新聞>雑誌>テレビ・ラジオ>WEB

▶インディーバンドのレコ発ツアーもびっくりなイベント三昧!

ツアー期間が5ヶ月=150日。そのうち20日は海外に出張にいっていたぶんを差し引いてカウントしてみると2.5日に1回全国を移動しながらイベントをやっていた計算になります。特にイベントが集中していた7月は1.5日に一回というインディーバンドのレコ初ツアーみたいな状態になっていました。よく身体が持ったぜ…!

▶五ヶ月のあいだ通常業務凍結!お金は大丈夫…?

ツアーをやりきるためにデザインの仕事やコラム執筆などの仕事を凍結し、期間中はほぼイベント出演と取材対応に集中しました。そのあいだ当然現金収入がないわけで、ツアーが終わるころには無一文になるのでは…と思っていたのですが、通帳の残高がなぜかほとんど減っていないという奇跡!これも各地でイベント企画してくれたホストの皆さまの気遣いと、毎回満員御礼で迎えてくれた参加者の皆さまのおかげ。ありがとう!

▶色んなメディアにいっぱい掲載されたよー!

ツアー期間中に『発酵文化人類学』及び発酵デザイナーの活動を取り上げてくれたメディアは軽く50以上。ふだんはWEBメディアが多いのですが、今回は圧倒的に新聞や週刊誌、文芸誌、テレビ・ラジオなどのいわゆるマス媒体が多かったようです。昔から本を愛読してきた高野秀行さんや小田嶋隆さんのような作家や、往来堂書店やTitle、恵文社のような本の目利きのプロにもオススメしてもらって励みになりました。わーい!

・最近の発酵デザイナー&発酵文化人類学のメディア掲載まとめ【2017 8〜9月】

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▶地元山梨でベストセラーに!

YBSラジオ/テレビや山梨日日新聞に大きく取り上げてもらったり、本にも登場する愉快な醸造家たちとイベントで盛り上がったり、ヒラクの地元山梨にいっぱい応援してもらっています。甲府の春光堂書店では100冊以上の売り上げを記録し、全書籍中ぶっちぎり年間1位のベストセラー確定だそうです。岡島のジュンク堂書店でもフェアを開催してもらっています。これはほんとに嬉しいぞ〜!

ツアーをやるにあたっての方法論

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ツアーを企画する時にいくつか考えたことをメモ。そもそもの出版プロジェクトの概要はこちらをご一読あれ。

・【発酵文化人類学】一週間で重版出来!の舞台裏。マーケットではなくコミュニティに届ける。

▶地方優先

開催されたイベントの大半が、首都圏外の地方。『発酵文化人類学』は地方に暮らすみんなのために書いたので「集客楽ちんな東京でしかやりません」というのはあり得ない。地方の、小さな町や離島のコミュニティに会いにいってこの本を届けねば…!というのが最初に強く願ったことでした。

▶採算度外視

なぜ一般的に地方で出版イベントが開かれないのか。理由は ①集客が難しい ②出張費がかかる、の2つ。そこで今回の出版ツアーでは「採算度外視」「お客さんの多寡は問わない」というスタンスを取ることに。上手くいけば旅の予算を稼げるし、そうじゃなくても気にしない。採算度外視、赤字覚悟ッ…!

▶個人でブッキング

ふつう出版イベントは出版社の担当スタッフが企画するのですが、採算度外視の責任を出版社に取らせるわけにはいかないので、ほぼぜんぶ自分で勝手にブッキングし、自分ひとりで本を売るという方法を取りました。よく本代のお釣りが切れて、イベント参加者の皆さまの親切に救われました。ありがとう…。

▶誰かと一緒に話す

数十回のイベントをやりきるにあたって大事なのは「自分が飽きない」こと。そのためには、誰かと対談スタイルにするのが一番!ということで、今回のイベントでは醸造家はもちろん様々なジャンルの人たちとトークをしました。発酵界において、これほど異種格闘技戦をしているヤツはいないのでは…?

(詳細は後半のリストを参照くだされい)

▶地域の価値の再発見

沖縄や北海道、愛知や滋賀などで開催したイベントのテーマは「地域の発酵文化の再発見」。その土地に伝承されてきた発酵文化を参加者や醸造家のみんなとじっくり掘り下げ、愛でまくりました。

ツアーのハイライトをピックアップ!

どのイベントもそれぞれとっても感慨深かった…!なかでもツアーのハイライトになったイベントをいくつかピックアップ!

▶4/15 山梨県甲州市 “発酵兄妹のCOZY TALK in 塩の山ワインフェス”

キックオフはもちろん山梨から!僕の地元甲州市で開催されたワインフェスで、発酵兄妹の三人で公開ラジオ収録&出版トーク。

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▶4/24 愛知県日進市

愛知の発酵チームと盛り上がりまくったイベント by りんねしゃ。三河みりんや澤田酒造、種麹メーカーのビオックの若旦那たちが集まって「愛知の発酵おもしれー!」と参加者みんな大興奮。

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hoto by Rehink Fukuoka Project

▶5/16 福岡県博多 “贈与と協同の人類学”

福岡のRethink Booksにて家入さんの対談イベント。フィンテックやIT技術による贈与経済やアナーキーな性善説などについて話しました。この時話されたことはpolcaによって現実になりました。家入さんすげー!

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photo by アイデアにんべん

▶5/23 沖縄県宜野湾 “沖縄の発酵文化人類学”

沖縄宜野湾のカフェユニゾンで開催された『沖縄の発酵文化人類学』。たぶんこの回が全ツアーを通しての参加者最高記録。泡盛の老舗、崎山酒造廠や沖縄きっての凄腕パン屋宗像堂、琉球大学の外山博士まで加わってこちらもとんでもないお祭り騒ぎに。アイデアにんべんの黒川さん、ユニゾンの三枝さんお世話になりました―!

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▶6/5 北海道札幌市 ”バックパッカー的発酵人生のススメ”

札幌ヒシガタ文庫では、地元の食や農業に関わるキーパーソンとともに和気あいあいと盛り上がりました。企画は大学時代からの親友、UNTAPPED HOSTELの神くん。トークが60人強で、二次会が50人以上だったので、こっちも合計100名以上。札幌コミュニティはアツかった…!

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▶6/10 秋田県秋田市 8/27 兵庫県神戸市  ”トージ・コージ!”

『発酵文化人類学』後半のハイライト、新政酒造杜氏の古関さんとは秋田市と神戸三宮で二回トーク。合計200名近くの人がディープな日本酒トークに駆けつけてくれました。二次会では若い蔵人たちが泣きながら仕事への情熱を語る会で、なんか青春だった…!

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photo by のんびり

ツアー中、イベントの中日は各地の醸造どころを訪ね歩きました。写真は秋田県横手市の羽場糀店の麹室。全量こうじ蓋で製麹するというとんでもない麹屋さんでした。そんじょそこらの酒蔵が叶わないほどのハイクオリティ。

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▶7/2〜3 鳥取県智頭 ”タルマーリーのひみつ”

このブログの読者にはおなじみタルマーリーでもトーク&ワークショップを開催。格さんが採取した野生の麹菌を使ってみんなで麹づくりにチャレンジ。トークも大盛況で最高すぎました。

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photo by スタンダードブックストア

▶7/19 大阪府心斎橋  ”のんびりおじさん、ジモトをヒラク!”

毎回とんでもない盛り上がりを見せた関西の出版イベント。スタンダードブックストア心斎橋でのジモコロ柿次郎さん&のんびり藤本さんとの鼎談イベントも100名超えの大フィーバー。関西人の話芸に負けてなるものか…!と東の意地を見せました(たぶん)。

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▶7/20 京都府京都市  ”論語と発酵で読み解くあわいの時代”

京都丸善本店では能楽師の安田登さんと対談。古代漢字を紐解きながら論語や能、さらに発酵の起源を読み解くという謎すぎるトークの行方は、やがてシンギュラリティや人類の未来にまで辿り着くという全イベントのなかでもっとも深淵な内容でした。

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hoto by ロフトワーク

▶7/21 東京都渋谷 ”謎発酵”

東京で屈指の盛り上がりを見せたのは、渋谷ロフトワークでの情報学者ドミニク・チェンさんとの対談イベント。空海の話から始まり、ホモ・ファーメンタム(発酵する人間)の起源や一神教文化の限界、糠床とウェルビーイングに至るまで次から次へと情報が溢れ出てくる刺激的すぎる時間でした。予約開始即日でソールドアウトでびっくり!この日も模様は今度wired上で全文書き起こしが公開されるのでお楽しみに!

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▶8/1 広島県広島市 ”日本酒から見える社会のミライ!?

広島では中国・山陰の日本酒の雄、竹鶴酒造の石川杜氏と日本酒真剣勝負。前から噂には聴いてはいたけれど、石川さんはとんでもない醸造家でした…!前列にはお洒落な若者、後列には醸造業界の重鎮たちが並ぶ地方ならではの客層でした。

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▶9/10 千葉県神崎町 “寺田本家の蔵出し祭り”

ツアー終盤のハイライトは、寺田本家の蔵出し&ライブ&出版イベント。発酵好きコミュニティとパラダイスすぎる夏の終わりの夕べをエンジョイしました。

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ツアー千秋楽は島根県石見銀山の群言堂。イベント終了後に出雲へヤマタノオロチのお参りへ(『発酵文化人類学』はヤマタノオロチの話で始まりヤマタノオロチの復活で終わるからね)。本をお供えして旅の無事を感謝しました(日差し強くて無礼にも帽子かぶりっぱなし…汗)。ベストセラー祈願!

ツアーでご一緒した皆さま

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hoto by BEEK

ご覧のとおり本当にたくさんの人に助けられてツアーをやり遂げることができました。

関わってくれた人リストは以下(敬称略)。

▶醸造家

五味仁&洋子(五味醤油)

萩原弘基(塩山洋酒)

土屋幸三(機山洋酒)

村井裕一郎(ビオック)

澤田英敏(澤田酒造)

なかじ(発酵研究家)

鈴木順子(ソレイユワイン)

若尾亮(マルサン葡萄酒)

三角祐亮(角谷文治郎商店)

崎山淳子(崎山酒造廠)

宗像誉支夫(宗像堂)

冨田泰伸(七本鎗)

柴田千代(チーズ工房【千】)

城慶典(ミツル醤油)

古関弘(新政酒造)

渡邉格&麻里子(タルマーリー)

藤井栄作(菊孫商店)

助野彰彦(菱六)

本地猛(東海醸造)

石川達也(竹鶴酒造)

太田真(太田與八郎商店 )

寺田優(寺田本家)

▶食の専門家・研究者

安斎伸也(たべるとくらしの研究所)

石田香織(嬉楽)

大島幸枝(りんねしゃ)

中村優(料理家・台所研究家)

服部吉弘(LaLaLa Farm)

中島デコ(ブラウンズフィールド)

道前理緒(日本酒うらら)

森本桃世(発酵料理家)

鈴木研三(熱燗DJつけたろう)

真野遥(発酵食研究家)

マツーラユタカ(つむぎや)

梶晶子(HAPPY DELI)

小川さやか(文化人類学者)

外山博英(琉球大学微生物学者)

ドミニク・チェン(情報学者)

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▶クリエイター・起業家

指出一正(ソトコト編集長)

遠藤一郎(未来芸術家)

橋本安奈(発酵文化人類学担当編集)

家入一真(CAMPFIRE)

アサダワタル(コミュニティ難民)

宇田川裕喜(BAUM)

藤本智士(Re:s)

徳谷柿次郎(ジモコロ編集長)

黒川真也(アイデアにんべん)

周防苑子(ハコミドリ)

土屋誠(BEEK)

小林直博(鶴と亀)

柳下恭平(かもめブックス)

イワサキケイコ(sagyo)

鈴木ナオ(greenz編集長)

磯木淳寛(小商い編集者)

りょうかん(ホンバコ)

井尾さわこ(emorv)

安田登(能楽師)

田中辰幸(ツバメコーヒー)

伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家)

竹内昌義(みかんぐみ)

里花(シンガーソングライター)

古川誠(OZマガジン)

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▶お世話になったオーガナイザー

但馬武&山川知則(HOME)

吉田創(阪神百貨店)

皆藤将(美学校)

北見晏穂(中目黒蔦屋書店)

山下優(青山ブックセンター本店)

榊原雅樹(コロボックル)

神輝哉(UNTAPPED HOSTEL)

中川和彦(スタンダードブックストア)

高橋かおる(茅野 Cafe ZO)

MOTOKO(写真家)

森田真佐美&鈴木秋香&草柳翔(四角大輔コミュニティ)

西村史之(artos Book Store)

宮川大輔(春光堂)

高橋祥子(emorv)

井上英司(広島 T-SITE)

梅田久美(HOSTEL NABLA)

野村マイ(Knotwork)

発酵サミットin犬山チーム

石塚千晃(バイオクラブ)

岩井 巽 (東北スタンダード

黒江 美穂 (D&DEPARTMENT)

細貝太伊朗(ツバメコーヒー)

木村淳子(ぼでが)

久保山義明(佐賀基山町世話役)

三浦類&小森ミサ(群言堂)

全国のCOOPのみなさま

塩の山ワインフェス企画チーム

かもめブックス

Rethink Books & Dice project

CAFE UNIZON

捏製作所

りんねしゃ

BAUMチーム

秋田のんびりチーム

いすみ平和道場&ブラウンズフィールド

NONAME PRODUCE

メディア掲載リスト

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▶新聞

朝日新聞日曜版

毎日新聞全国版

毎日新聞山梨版

山梨日日新聞

中国新聞

週刊読書人

読売新聞山形版

山陰中央新報

北海道新聞

赤旗新聞

公明新聞

山陽新聞

岐阜新聞

佐賀新聞

神奈川新聞

福井新聞

宮崎日日新聞

四国新聞

東奥日報

岩手日報

▶雑誌

ダ・ヴィンチニュース

週刊新潮

週間朝日

週刊読書人

BIGISSUE日本版

AXIS

美術手帖

la la begin

天然生活

クーヨン

伊勢丹FOODIE

OZ TRIP

Kotoba

婦人之友

anan SPECIAL

文藝春秋

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▶WEBメディア

アットリビング

ウーマンエキサイト

早稲田weekly

菌トレ!

MTRL(ロフトワーク)

Reallocal

OTOTOY

Videlicious

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▶ラジオ&テレビ

フジテレビ 「ホウドウキョク」

YBSラジオ山梨放送 「キックス」

YBSテレビ 「てててTV」

広島ホームテレビ「ぽるぽるTV」

全国FMネット 「サードプレイス」

J-WAVE 「ブックバー」、「ロハストーク」

Tokyo FM 「Time Line(佐々木俊尚さんナビゲート回)」

Tokyo FM 「Time Line(小田嶋隆さんナビゲート回)」

※これ以外にも掲載見つけたらご一報ください!

ツアー振り返りとベストセラーに向けての展望

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ということで。五ヶ月間に渡って全国を縦断した『発酵文化人類学』の出版ツアー。実際にやってみてどんなことが起こったのでしょうか?振り返ってみると…

▶『発酵文化人類学』からのスピンオフ企画が誕生!

今回の出版ツアーがきっかけになって色んな企画が生まれていきました。沖縄では発酵をテーマにしたテレビ番組が生まれ、愛知では市民大学の発酵講座が生まれ、安田登さんやドミニク・チェンさんとの出会いからまた新たな研究企画が生まれ…と新たなプロジェクトがどんどんスタートしています。僕が関わっているものもあれば、僕関係なくその土地の人でスタートしたものもあります。すごいことだぜ!

▶地域コミュニティの新たな結びつきもできた!

愛知や滋賀、札幌など、イベントに参加したジャンルの違うコミュニティ同士が顔を合わせて交流が始まるケースもけっこうあるみたいです。食や健康にとどまらず、ソーシャルデザインやイノベーション、デザインなど様々なトピックスを扱う本だからこその面白いつながりだな〜と嬉しく見ています。

・出版ツアーの折り返し地点の振り返り。発酵でつながるコミュニティ

▶ほんとに「カルチャーとしての発酵」が認知されつつある…!

『発酵文化人類学』を出版してから、アートやデザインの雑誌に特集してもらったり、文芸誌に取り上げてもらったりと従来のカテゴリーを超えた「カルチャーとしての発酵」が認知されつつあるのを感じます。イベントに参加してくれる人の裾野も圧倒的に広がっていよいよ「ブームからムーブメントへ」の流れを実感してきているぜ。

4月末の出版から何度も増刷を繰り返し、現在5刷目を控え20000冊に届くところまで 部数を伸ばしている『発酵文化人類学』。ここからどこまでベストセラー街道を歩むことができるのでしょうか…?

全国各地のイベントに参加してくれた皆さま、イベントを企画してくれた皆さま、ほんとにほんとにどうもありがとう!編集チーム一同まだまだ頑張りまーす。

【追記1】僕が著者として頑張れることは力を尽くしてみたので、ここから先のブレイク具体は編集チームのハシモトさんとハヤノさんにかかってきます。出版社のビジネスモデルは増刷からがほんとに儲かるんだよ。頑張って〜!

【追記2】2017年末に、同じく全国出版ツアー中の編集者藤本智士さんと「めっちゃローカルな本の売りかたやってみてどうだった?」イベントをやる話が出ています。詳細決まったらまたお知らせします。

 

Published by

小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。