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世界「林さん」会議。各国7000万人の「林さんコミュニティ」の謎

世界中の「林さん」が集まる国際会議があるらしい。

正確には『林氏宗親懇親大会』といい、2012年の第14回大会ではタイ・バンコク、2014年の第15回大会ではマレーシア・シブ、そして今年2016年の11月には第16回がインドネシア・メダンで行われる模様。その規模なんと数千人!

主旨としては、世界各国に7000万人いると言われる「林さん」が、「林という性である」というただ1点の共通項によって大集結し、経済や伝統、教育などの相互理解と交流を行うというもの。なお「世界林さん連合=林氏宗親総会」は中国をはじめ韓国、日本、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、ベトナム、ブルネイ、インドネシア、カナダやアメリカなどの欧米諸国に支部があり、2014年大会には日本から27名の林さんが参加したそうな。

詳しくはこちらの記事を読んで欲しいのだが、日本支部理事長の林さんのコメントがスゴい。記事の転載が禁止されているのでざっくり要約すると「林という姓名を持つ者はもとを辿れば同じルーツ。お互いに協力しあうことによって、国際政治や経済に貢献しましょう」というめちゃスケールのデカい展望を語っている。

宗教や国家イデオロギーに始まり、出身校や所属企業、さらに共通の趣味や最寄り駅など、様々なレベルにおいて人類はコミュニティを形成しているわけだが「同じ名字」という共通項で文化や人種や言語の違う7000万人が絆を結んでいるという驚きの事実…!(ちなみに林さん連合が世界で一番巨大な「同姓組織」の1つだそうな。他にはどんな性があるのだろうか)。

そういえば僕の知り合いを見回してみると、林さんには只者じゃない人が多い気がしてきた。
ロフトワークの林さんとか、R不動産の林さんとか、デイリーポータルZの林さんとか…。

ま、まさか彼/彼女らも極秘裏に「林氏宗親総会」のメンバーなのであろうか…!?

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