中目黒蔦屋書店にて、本と発酵食品がセットになった個性派フェアが盛り上がっている件について
5/6に盟友アサダワタル君と対談した出版イベントも大盛況!
今回の『発酵文化人類学』出版記念祭りで一番最初に「フェアやります!」と手を挙げてくれた中目黒蔦屋書店の北見さん。めっちゃ元気な女の子だなぁ…と思っていたら、いつの間にかとんでもない企画が始まってしまいました。
北見さん「ヒラクさん!書籍といっしょに本に出てくる発酵食品を置きたいんですけど!」
ヒラク「ああ、それいいですね〜。どれ置きますか?」
北見さん「可能な限り全部!」
ヒラク「えっ…マジで?」
そして本の発売から10日後…
どひゃー!ほんとに本棚が発酵食品まみれだ〜!
写真に見えるのは、マルサン葡萄酒の甲州ワイン、ミツル醤油の本格醤油、五味醤油のお味噌、さらに高知嶺北の幻の碁石茶や、新島のくさやまで!
さらに冷蔵コーナーには寺田本家の発酵調味料やお酒、ミツル醤油の甘酒などもスタンバイ。
左側にチラッと見えるのはクラフトビール。これは、クラフトビールを飲むような感じで甘酒とか日本酒飲みながら本読んでね!ってことなのかしら?
北見さん「ふだんビールを注文する方でも飲みやすいように、ハーフボトルの日本酒を用意しました!」
ヒラク「芸が細かい…!ちなみに一番売れてる発酵食品はなんですか?」
北見さん「くさやですね!入荷して即売り切れになりました!」
ヒラク「なにーッ!このオシャレなお店でそんなにくさやが売れるとは…!」
店内を観察してみたらば、たしかに発酵食品を手に取る人がいっぱい…。
(写真の女性は、ミツル醤油の本格醤油をレジに持っていっていました)
本がきっかけで発酵食品が売れる!?
これは考えてみればけっこうスゴいことかもしれない。
だって、僕の本がきっかけになって発酵食品が売れてるわけでしょ?しかも本屋さんで。
主客転倒な感じもしなくもないけれど、僕の大好きな発酵プロダクトが普段と全然違うきっかけで色んな人に知ってもらえるわけだから、ある意味本望だわ…!
北見さん「私、本屋さんですけど、本を買う側に立って想像してみるとヒラクさんの本って発酵食品と一緒に買いたいと思うんですよね。だからこういう本棚にしてみたんだけど、皆さん発酵食品も買ってくれて嬉しいです!」
ヒラク「それは僕も嬉しい!ところでなんですが、僕の本は売れてます…?」
北見さん「超売れてます。発売一ヶ月で60冊以上売れて、また在庫切れになりました。4〜5月の売上げランキングでは総合二位です。又吉直樹さんの新作より売れてます。」
ヒラク「ななな、なんてこった!こんなニッチな本がメジャーな文芸書より売れるとは。北見さんの企画力スゴすぎ〜!」
北見さん「あと『発酵文化人類学Tシャツ』も販売スタートしています。6月に入ってもしばらくフェア続行しますので、皆さまぜひ遊びにきてくださいね」
ということで。みんな、僕の本を買うついでに発酵食品を買いに行こう。
ていうかナイスな発酵食品を買うついでに良ければ僕の本を買っておくれ。
本にも登場するマルサン葡萄酒のワインも買えるよ〜!みんな中目黒にカモン!