1月に山陰をまわったミラクル豪族ツアー。今度は山梨〜長野を巡ってきました。
きっかけは、ジモコロというWEBマガジンをやっている友だちの柿次郎さん。こないだ会ったら「山梨から長野に住んだら楽しそうですよね〜」と言っていたので自分の行きたいと思っていたところを二泊三日で一緒に旅することにしたのでした。
スタートは勝沼から。左は一日目に同行したライターの根岸さん。真ん中、柿次郎さん。右はおなじみマルサン葡萄酒の若尾くん。
「勝沼ワインって、素朴でスッと入ってきますね〜」
「ブドウの味がしますわ」
その後、甲府へ。YBESのラジオ番組『発酵兄妹のCOZY TALK』の収録。
この日の話の模様は、4/2に公開予定(ネットでも聴けるよ)。
「山梨のポートランド」こと、AKITO COFEEへ。
以前ラジオにゲスト出演してくれた『発酵酒場 かえるの寄り道』のオーナー二人にバッタリ。甲府は小さい街なのでどこに行っても知り合いに遭遇します。なんかインディーズバンドのアー写みたいだな。
さらに西へと移動。北杜市へ。
パーマカルチャーの達人、四井真治さんのお家を見学。
魅惑の道具類とパーマカルチャーの技術に大興奮するヒラク。四井さんに土づくりの先生になってほしい…!
ちなみに北杜では、山梨のフリーペーパー『BEEK』編集長の土屋くんも合流。
四井さん家のネコ。人懐っこかったですぞ。
宿泊は清里の清泉寮。暖炉付きのコテージでおっさん三人が親交を温めました。
ちなみに僕はここの朝ごはんが大好きです。特に飲むヨーグルトと紅茶。
二日目は、長野へ。まずは上田のナイスな本屋さん、Naboへ。ここ、僕の家と雰囲気似ていて落ち着きます。
個人的にツボだったのが、アーケードの裏手にある袋町商店街。ここアジア感あって大変味わい深いですぞ。
ちなみに街歩きのコーディネートは、上田の元気娘、ナガノのナカノちゃん(←地下アイドルではない)。週末の時間を誰かにこき使ってもらって、その模様をレポートするという不思議なことをしています。
上田から新潟に向かって北上。若穂保科へ。なぜかというと…
セーラ・マリ・カミングスさんに会いに来たのでした。
セーラさんは小布施の酒蔵、枡一から引っ越して里山改造計画に着手したところ。
羊とたわむれる一行。2000坪近い土地に手を入れて、天国みたいなところをつくろうとするセーラさん、予想以上に豪族でした。
・『豪族2.0』〜中央を離れ、理想のクニをつくる実力者が生まれる
おいしいお昼をごちそうになってからの、「桶=OK!」のポーズ。セーラさんがやっている桶仕込み保存活動のシンボルだそうです。駄洒落かよ!
ちなみに真ん中にいる陽気なお兄ちゃんは、田舎のおじいちゃんおばあちゃんをテーマにした『鶴と亀』という不思議なフリーペーパーを作っている小林くん。
その後、さらに小布施へ移動。greenz.jpの主催している合宿を見学。
名刺交換する社会人、おのっちおじさんと柿次郎おじさん。
仲良しのライター、磯木さん。最近ライターインレジデンスというアヤシイ合宿をやっています。
編集長のナオさん企画の、理想の街のプロトタイピングワークショップ。色紙をつかってまちのパノラマを作っていきます。これいいアイデア。
二日目の宿は、小布施から少し離れた湯田中温泉街。なんとなくbooking.comで見つけた場所だったのですが、こことんでもなくアンダーグラウンドなスナック街。詳細はそのうち柿次郎さんが書いてくれるとは思いますが、古き良き日本の温泉文化と東南アジアの生命力がクロスオーバーした異郷でございました。
本場タイの激辛っぷりを再現したタイ料理店、ランナー。地元の人いわく「完全に本場の味」だそう。
地元の消防団や、女性客も多い老舗スナックにて。
真ん中はフィリピン出身、昼間はキノコ工場で働くミミちゃん。右は長野市出身の元気娘、カナちゃん。
左の流し目を送っているのは、タイ出身のべべ子さん。ほぼお笑い芸人でした。
色んな国の色んな歳の人たちが働いていて、スナックって、地元コミュニティのハブだったりするのね。奥が深いわ〜。
三日目の午前中、長野駅で解散。気づいたら春でした。
ん〜、ソーシャルと猥雑の波が交互に押し寄せる長野、ここは日本のインドやぞ。
あったかい季節になったらまた行こうっと。
柿次郎さん、旅に参加してくれたみんな、どうもありがとうございました。
photo by 柿次郎さん&ヒラク