お味噌やお酒、和食のもととなる「こうじ」。
ちょっとした工夫と知識があれば、初心者でも家庭でこうじ菌を育てることができます。
発酵デザイナーが半年間研究に研究を重ねた「おうちでかんたん こうじづくりメソッド」で、和食の真髄である「こうじ」を手づくりしてみませんか?
大盛況の「こうじづくり講座」、待望の第五期(2016年秋冬)をスタートします!
スペシャルすぎる5つの特徴
一度覚えれば自分で繰り返し作れます。
従来の常識を打ち破る、素人でも再現できるカンタンメソッドなので、一度ワークショップで仕込み方を覚えると、次回からお家で繰り返し手づくりすることができます。
一人暮らしでも使いきれる量を仕込みます。
忙しいシティガール&ボーイでも気軽に使いきれる少量で仕込むので「作ってみたものの、使い道が…」という心配はありません。保存方法やレシピも伝授します。
こうじづくりキット&絵本がついてきます。
何度でも繰り返し使える「こうじづくりキット」一式と、教科書となる絵本「おうちでかんたん こうじづくり」を贈呈。いつでもどこでも何度でもこうじづくりを楽しめます。
発酵文化がわかる楽しいレクチャーも同時開催。
仕込みの合間に、発酵の仕組みと日本の醸造文化のツボがわかるレクチャーと、みんなでこうじダンスの実演をします。歌って踊って楽しくこうじのことを学びましょう。
本質的に贅沢かつ発酵なスペシャルプレートを堪能。
ワークショップ後は、タイヒバン名物の牛肉のこうじ漬け、甘酒プリンなど、こうじをふんだんにつかった”発酵贅沢プレート”を食べながら、発酵について楽しく語らいます。
第5期だけのスペシャル特典
日本でのべ800人強とこうじをつくり、さらに海外に出て学会出たりリサーチした成果を盛り込んで、今までの講座内容からさらにパワーアップ!今予定しているのは以下、
普段買えないスペシャルな種麹(こうじをつくる時のスターター)をちょっとだけプレゼント!
☆講座オリジナルのアドバンスド資料☆
市販の教科書『おうちでかんたん こうじづくり』をさらに掘り下げたマニアックな資料も付けるぜ。
☆スペシャルハーブティー振る舞います☆photo by {tabel}
会場のタイヒバン&ヒラクと縁の深い新田理恵さんの薬草茶ブランド{tabel}のスペシャルブレンドティーが体験できます。
この講座をきっかけにディープに発酵文化にハマり「発酵の権化」と化したタイヒバンシェフ、森本桃世さんのスペシャルプレートをお楽しみください。
その他にも、細部を色々アップデート予定でーす。
二泊三日の初日「仕込み」を体験。続きはコミュニティページで
本来、二泊三日かかる糀つくり。
このワークショップでは参加しやすいように
ワークショップ終了後は、各自が自宅へ持ち帰り、こうじが成長していく様子をFB上
https://www.facebook.com/DIYkoji
最終的には、こんな感じでお米にこうじ菌がモコモコしていきます。
参加した仲間と一緒にこうじを育てていくなかで「人生が変わった!」という人も。
そのほかにも発酵の基礎知識、糀の活用方法、こうじ使いの裏
※お陰様で参加希望者多数です。なるべく早めに申込みしないとすぐにSOLD OUTとなってしまいます(>_<)
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発酵デザイナーのこうじづくり講座
日程:☆☆秋講座の日程を更新!☆☆ キャンセル待ちになりました
11/19(土) 15:00〜18:30(発酵贅沢ディナー込)キャンセル待ち
11/20 (日)10:00〜13:30(発酵贅沢ランチ込)キャンセル待ち
☆☆シェフ&運営の森本桃世さんがタイヒバンを引退してしまうので、タイヒバンクラスはこれでラストです!この機会に逃さずに速攻でご予約どうぞ☆☆
場所:タイヒバン(吉祥寺駅から徒歩5分)
参加費:7,000円(こうじづくりキット&こうじ600g&
定員:各回10名程度 子供連れ歓迎!
※すでに「おうちでかんたん こうじづくり」の絵本をお持ちの方は絵本のぶん値引きします
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こうじづくりワークショップ専用申込みフォーム
小倉ヒラク:発酵デザイナー。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、東京農業大学醸造学科研究生として発酵を学びつつ、全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。著書に『てまえみそのうた』、『おうちでかんたん こうじづくり こうじのうたDVD絵本』(農文協)、雑誌ソトコトで『発酵文化人類学』を連載中。最近山梨県甲州市の山の上に引っ越し、日々菌を育てています。
最後にイベントレポートもご一読あれ。
記念すべき第一回を開催した「てしごとぶ nou.」のイベントレポートを連載しておきます。
そうそう、こんな感じの講座なのです。
糀(こうじ)と過ごした3日間
和食文化の基礎を築くものである麹。
お米に花が咲くと書いて糀(こうじ)と呼んだそうで本当にモコモコふわふわお花が咲いたようになるのです。
今回は、趣味から研究者にまでなってしまった発酵デザイナーのヒラクさんをお招きしててしごとぶで去年作ったお米で、こうじ作りをしました。
こうじ作りといっても、WSでやる作業はシンプルでお米を蒸して、種麹(麹の元のようなもの)か、みやこ麹(スーパーで簡単に手に入る麹です)をぱらぱらとまぶし、箱に詰める。
1日目はそれだけなのです。
その後の温度管理が勝負なのですが、なんだ、こうじ作りってとても簡単じゃないか。とビックリしました。(先生の工夫の賜物です)しかも、ヒラクさんは、麹がどういう状態にあったら心地よいのか、どうなったら失敗してしまうかなどをとてもわかりやすく、素人でも簡単に感じられるように解説してくれるのです。
また途中、ヒラクさん(コージーズ)のこうじのうたに合わせて参加者みんなで踊ったのですが(振付がついてます!)なんだか、踊ったことで、場に麹菌が広がった感じというか、参加者みんなが米粒で、発酵したようなほっこりとした盛り上がりをみせました( ^ω^ )
楽しかった!笑
そして、お米を蒸す間に、麹の歴史や文化、科学を学ぶ。
これがまた面白い。
中国にも似た菌はいるけれど、ここまで味覚のベースになって、使いこなしているのは日本独特であること。
日本に存在している菌を、目的毎に選び出し、技術を生み出して使いこなしている麹の文化こそ、クールジャパンであるということ。大豆と麹と塩というとてもシンプルな食材である味噌は、なぜか地域それぞれに味の個性があること。
ヒラクさんの話を聞いていると、こうじが可愛らしくて、愛おしく感じてくる。
そして、日本の食文化、農の文化の深さと面白さを垣間見ることができました。話の途中で、和食の危機について話をしてくれたのですが、
醤油も味噌も、その後ろにある麹の文化、それがないと成り立たない食文化であるけど、それが見えない、問題が遠く見ないところにあると問題意識は薄れる。
だからこそ、五感で感じて欲しくて、この活動をしている。と話してくれました。
てしごとぶの活動も、そこが一つの目的であって、遠くなってしまった、私たちを支える食や農、暮らしのこと。それはとても遠くて、自分ごとにするのは難しいのだけど、自分たちの手を使い、五感を駆使して感じる考える。
全てはそこからだと考えて、手を動かし、感じる場所を作っています。
麹を通してそういった活動をしているヒラクさんに今回WSをお願いすることができて本当に良かったと感じた瞬間でした。
さて、話が少し飛躍しましたが、こうじ作りの本番は、WSが終わってから!という、てしごとぶでも前代未聞の、それぞれ持ち帰り、実況中継しあうという今回のWS。
早速持ち帰った夜から、3日間、逐一皆で、糀の今を報告しあいました。
これが、なんと楽しいこと!!!同じ環境で作ったはずでも、持ち帰ると糀の動きは全く違う。
それぞれ出先で仕事をしたり遊びをしたり、過ごし方はバラバラなのに、同じ目標に向かってこうじと向き合っているこの3日間がとても面白かった。
糀くんも、だんだんと着実に姿を変えていって、これが、菌が育っていく過程なんだ、と実感することができました。
さてさて、こうじ中心に過ごした3日間。
いろんなことを学び、感じました。
やっぱり、知っていることとやってみることの差は大きい。今回、このような素晴らしい機会をいただいて本当に感謝です。
ヒラクさん、今年は、こうじ作りをもっと身近にする活動により力をいれていくようで、WSもこれからたくさん開催されることだと思います。とても楽しみで、これからも応援したいです。
そして、次は、それぞれ仕込んだ麹を(仕込みも実況中継しながら)出来上がりを自慢しあう。まさにてまえこうじのWSなんかもやりたいなぁと妄想はモコモコと発酵するばかりであります。
糀に振り回された(いい意味で)3日間。
ヒラクさん、参加者の皆様本当にありがとうございました。
てしごとぶ
みんなでレッツ「手前こうじ」!
photo by てしごとぶ nou. / 新田理恵