黒ゴマで滋養がありそうな味噌汁

【味噌】米味噌(←手前味噌!)

【出汁】いりこ

【具材】白菜・じゃがいも・黒ゴマ

【味付】酒粕

お味噌汁にゴマを入れたい時がある。

いつもは白ゴマなんだけど、見当たらなかったので黒ゴマにしてみたら、「滋養ありまっせ」的なありがたいビジュアルになった。

食べてみると、白ゴマより具材としてのプレゼンスを主張していて、滋養ありそうな味わい。黒ゴマ、侮りがたし。

ちなみに味噌は、去年の冬に仕込んでいい感じに仕上がってきた手前みそ。とはいえ、素人仕事で味のコクがイマイチなので、鶴岡の白露垂珠の吟醸酒粕を入れて深みを出す。

クタクタに煮た白菜は、寒い冬の朝によく似合う。

ふと思い立って、唐辛子とショウガを入れてみたら、韓国料理みたいになりました。

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小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。