見えない生命と対話するキッズワークショップ、ALIFE2018で開催!

えー、またもや大きな告知です。

来る7/23&7/26、科学未来館で開催されるALIFE(人工生命)の国際学会のプログラムとして、子供向けワークショップを開催することになりました。

ふだんから味噌や麹の仕込みワークショップをやっていますが、今回はいつもとは違うよ!

【そもそもALIFE2018とは】

人工知能のさらにその先にある「そもそも生命のシステムとは何か?」を領域を超えた研究者たちが集まって考える国際学会。東大の人工生命研究のトップランナー、池上高志さん主催のAlife Lab.主催の複雑系科学の最前線に触れられるカンファレンスです。

公式サイトはこちらから。

今回のプログラムの目玉はこれだ!

・微生物の働きを可視化する電子キットをお披露目!

東大池上高志研究室とコラボして、微生物の働きがデータになって可視化される電子工作キットをお披露目します。コンピューティング×発酵という前代未聞の電子デバイスで遊ぼう!

・身近な発酵の面白さから、微生物の世界の謎まで実感できる!

今回のテーマは「見えない生命と対話する」。単なる仕込みのワークショップを超えて、微生物の世界の仕組みや生物の織りなすミクロな生態系の面白さがわかってしまう愉快なプログラムを準備しています。

・コンピューティング×発酵。温故知新のクロスオーバー体験

今回はせっかくALIFEの研究者たちとコラボするので、僕からの生物学のレクチャーにあわせるかたちで、どのように生物の代謝をデータやアルゴリズムに変えていくのかの体験型レクチャーも予定しています。異なるジャンルの知をクロスオーバーに学べるよ!

一緒に開発している東大池上研の俊英(左二人)と、ALIFE2018のオーガナイザーの一人、岡瑞起さん。

ちなみにこのプログラム。国際学会での開催ということもあり日英バイリンガル。

海外の親子と日本の親子両方で楽しく学びます。

各回15組づつの募集でぼちぼち枠が埋まっているので、気になる方はお早めに!

子どもはもちろん、親も楽しめるワークショップです。

プログラム詳細と申込み

ALIFE for Kids | キッズ向けワークショップ

人工生命国際学会「ALIFE 2018」の関連イベントとして7月23日、26日にキッズ向けワークショップ「ALIFE for Kids | Future Biology for Kids」を開催します。

1日目は微生物を扱う方法を実践的に学びます。2日目にはキットを使って微生物とのコミュニケーションやミクロな生態系の知覚を試みます。子供たちの好奇心を育み、楽しく学べる体験型ワークショップとなっておりますので、ぜひ、両日共にご参加されることをおすすめします!

▼開催概要

【目的】

A:目に見えない生き物と対話する

B:微生物の見つけ方や育て方を学ぶ

C:ミクロの生態系の働きを可視化して理解する

【対象年齢】6〜17才(Day.1 は5才以下のお子様もお楽しみいただけます)

【定員】15組/回

【参加費】一日のみ:7,000円/組 2日通し:12,000円/組

▼プログラム

Day1: 見つける、つくる

7/23 10:00 – 12:30

・会場近くの微生物を捕まえて観察してみよう

・発酵食品の仕込みを通して微生物のことを学ぼう

Day2: 見えない生命を可視化する

7/26 10:00 – 12:30

・オリジナル電子工作キットを使って微生物の働きを可視化します

・どのようにセンサーが微生物の働きを読みとるのか、実践的に解説します

【参加方法】

下記チケット販売サイトよりご購入ください。

http://alifeforkids.peatix.com

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ALIFE 2018は、「Beyond AI」というテーマのもと、2018年7月23日~27 日に日本科学未来館にて開催されます。7月7日までRegular Ticket を販売中。

http://2018.alife.org/registration/

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小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。