北欧に行ってきました。
ヘルシンキから入って、バルト三国のエストニア→リトアニアへ。とっても楽しい旅だったので何回かに分けてレポートしまーす。
まずはヘルシンキ。ノルウェーの首都。
用事があったのはリトアニアとエストニアですが、ヘルシンキに行った理由はデザイン&サウナ!(ちなみにヘルシンキ空港は北欧の旅の拠点。日本からの直行便もいっぱい飛んでて便利)
フィンランドと言えば、マリメッコ(テキスタイル)やアルヴァ・アールト(プロダクト)、アラビア(雑貨)などなど、デザインの宝庫…!上の写真は市内にあるデザイン美術館。
フィンランドデザインのコンセプトがよくわかります。
モダンかつクラフト的な可愛げもあるズルすぎなバランスに萌える。
ムーミンでおなじみのトーベ・ヤンソンが描いた子ども病院の壁画が可愛すぎてしばし見入ってしまいました。ホテルの近くにはトーベ・ヤンソン公園やムーミンカフェがありました。ムーミン、やっぱいいよね…!
現代美術館にも行ってきました。国内外の新しい作家の展示がいっぱい。これは北欧の作家。
こちらはタイの新鋭作家。生命の起源にまつわる面白い作品でした。
デザイン博物館も現代美術館も「写真撮ってSNSあげてOK!ていうか推奨」というオープンマインドでした。
降った雪がぜんぜん溶けない厳寒のヘルシンキ。もちろんサウナをキメました(サウナ付ホテル選んだ)。北欧おじさん達、どんどんロウリュ(部屋を温めるストーブにおいた石に水をかけて水蒸気の熱波を発生させること)するので、日本のサウナよりも発汗量が尋常じゃない!しかも部屋が暗くてテレビとかBGMもないのでひたすらサウナに向き合うことになり、3ターン目くらいになると意識がヘブンに飛びました。
これが本場のサウナ…!ととのいのレベルが違いすぎる…!
(ちなみにホテル近くにあったスイミングプールで、サウナ後にプール上をパンツ一丁で駆け回るアトラクションもちょっとやってみましたが、リア充すぎてすぐ退散してホテルのストイックサウナに戻りました)
あとビックリしたのが、ローカルビールのレベルの高さ。Lapin KultaやOlutpajaなど日本では聞いたことない銘柄がことごとくレベル高い…!アメリカやベルギーのトレンドを適度に取り入れながらあくまでドイツやイギリス風スタンダードに着地させた飲み飽きないビールがいっぱい。
なんでこんなに美味しいのに日本では知られてないんだろう…と思ったら、フィンランドの物価は超高く(日本の1.5〜2倍)輸入しようと思ったら高価になりすぎるからじゃないかしら?
デザインとサウナを堪能したのち、フェリーに乗ってエストニアの首都タリンを目指します。
エストニアタリンで起床。ヘルシンキ→タリンとフェリーで移動して久々に旅の景色で腰抜かすほど感動しました。バルト海峡の氷海を船で渡っていくのですがまるで雪のうえを滑っていくよう。しばらくすると中世の城壁で囲われたタリンの街が見えてきます。全部真っ白な世界のファンタジー。良すぎる…!
— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) February 15, 2018
動画で見ると地味なんですけどこんな感じの景色が延々続きます。
めっちゃ寒いけど冬のバルト海峡は最高に良い。良すぎる…! pic.twitter.com/o5tDu8Ymkm— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) February 15, 2018
そして白い霧の彼方から見えてくるタリンの浮世離れした景色よ…!
日常的に旅しまくって旅情センサーが摩耗しまくっていましたが、久々にロマン感じたよ。
つづく