週末は、OZマガジン企画の女子旅ツアー。山梨の発酵スポットのアテンドをしてきました。どこも自分にとってはなじみの場所ですが、改めてツアーで回ってみると山梨ってほんとに郷土食と発酵文化が豊かだなあと再認識。
各地を巡り歩いてきましたが、山梨の郷土食は他のどこにも似ていないユニークなものがたくさん。とりわけ発酵文化はすごく洗練されていて、現代の若い人の口に合うものがたくさんあります。昨日のコースを体験したらほとんどの人は山梨のモダンな郷土食にハマってしまうこと間違い無し!美味しいもの&発酵好きは山梨に引っ越してくるといいよ!
山梨のおいしい発酵ツアーの様子
今回のツアーで回ったのは『発酵文化人類学』でも取り上げた、山梨の発酵文化の魅力がよくわかるワイン・お味噌・甲州スタイルのお寿司の3つ。
お昼は本にも登場するマルサン葡萄酒でワインテイスティングしながらぶどう畑の下でピクニック。
午後はこれまたおなじみの五味醤油のワークショップスペースで麦麹の仕込み体験。
夜は甲府中心地にある福寿しで僕の大好きなワインとお寿司のペアリングを堪能しました。
ぶどう畑からツアースタート。左がOZプロデューサーの沢田さん。今回色々お世話になりました。
マルサン葡萄酒の若尾くん。スカミュージシャン兼ワイン醸造家。ブドウ栽培のエキスパートでもあるナイスガイ。
ちょうど仕込み中のシーズンなので蔵のなかも見学。発酵中のワインに大興奮の図。
ワインを発酵させる前段階。ブドウ汁と果皮を一緒につけこんで赤ワインになる色素やタンニンを抽出していきます。
なんとも言えない不思議なニオイが醸し出されていきます。
ブドウの樹の下でワインテイスティング。
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新橋の立ち飲み屋もビックリの盛り上がりっぷり。
ランチは山梨の食材でつくった和風お弁当と、もぎたてのブドウ。かぼちゃやおにぎりと赤ワインがよく合うんだよ。
ランチをつくってくれたのは勝沼のブドウ畑のなかにあるサンキング・カフェ。ここのご飯めっちゃ美味しんです。オーナーのタクさんは元ハリウッドランチマーケットでいちいちナイスセンス。
▶五味醤油で麹ワークショップ
場所を勝沼から甲府に移して、おなじみ五味醤油へ。
ワークショップスペースKANENTEで醤油麹をつくりました。あわせて和食の発酵文化や麹について発酵弟(僕)と発酵妹(五味洋子ちゃん)でレクチャー。
ちなみにOZ tripでもこのKANENTEとワークショップについて取材してもらいました。
味噌蔵見学。ほとんど全員醸造蔵の見学は初体験。
できたての米麹。ほんのり甘い香りがします。
▶福寿しでお寿司とワインのペアリング
『発酵文化人類学』でも書いたように、僕が山梨に来てビックリしたのは「お寿司と地元のワインのペアリング」というカルチャー。山梨以外ではまず味わえない、ユニークすぎる楽しみかたなんですね。
山梨のお寿司屋さんはオードブルが充実していて、なかなかお寿司本体にたどり着かないところが多い。笑
写真は小淵沢のオーガニック野菜たち。ケールの葉っぱがおいしかったぜ。
この福寿しでは、お寿司は手渡しで食べるスタイル。直接渡すとお米がふんわり潰れず美味しいかららしいのですが、ナイスキャラすぎる大将とアイコンタクトできるのが単純に楽しい…!
常にハイテンションでフォトジェニックな大将。カウンターで食べれば各メニューの説明をお笑い芸人のような話芸で説明してくれます。
あまりにも楽しい&美味しすぎて大盛り上がりのツアーでした。
みんなどうもありがとう〜!
山梨の郷土食は、とってもモダンでハイセンス。
ハイセンスなガールズ&ボーイズたち、遊びにおいで〜!
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