【求人】森の蘇らせ人、大募集!あなたのはたらきが、森と水を豊かにする!

▶︎ 読みもの,

求む、森の蘇らせ人(よみがえらせびと)!!

昨年から本格販売を始めた、東京の無垢材でつくるDIYプロダクト「SMALL WOOD TOKYO」。
今年は本格的に、僕たち合同会社++の理念を体現する事業に育てます。

…で。事業を育てたかったらまず「人を育てるぞ!」ということで、求人します!
※知り合いにピッタリの人がいる!と思ったらぜひシェア or お知らせしてくださいね。

業務内容=森を蘇らせること。

今回求人するのは、森の蘇らせ人です。
SMALL WOOD TOKYOの事業を発展させることで、東京ひいては日本の山と森をイキイキと蘇らせ、ついでに自分自身もイキイキと輝こうと目論む人のこと。

そう。アナタのことです。

「わかった!でも何をしてはたらけばいいのかしら?」

お答えしましょう。今回募集する職種は、以下の3つです。

1. 営業企画&コミュニケーターの鏡!

SMALL WOOD TOKYOのサービスや商品そのものを考えたり、キャンペーンを企画したりします。
お客様のところへ出向いてプランを提案したり、営業に飛び回ったりも。

【向いてるひと】無垢の木が好きすぎる!自分で事業をやってみたい!
【++の担当】事業リーダー安田さん(編集者の道を踏み外し、無垢の木を売る商売人になった)
【大変なこと】絶えることのない情熱の火を燃やし続けられるかどうかにかかっている!


待ってるわよ〜♪

2. 無垢の木DIYのエキスパート!

床や壁を誰でも楽しくDIYできるようにサポートする仕事です。
現場で施工の手伝いをするだけでなく、空間にあわせて製材の段取りを考えたり、空間自体の仕上がりをデザインすることも。

【向いてるひと】手を動かすことが好き、人とコミュニケーション取るのが好き
【++の担当】DIY隊長亮子さん(グラフィックデザイナーだけど、職業訓練校でDIYを勉強)
【大変なこと】色んな所に出張する。けっこうな肉体労働。几帳面な作業が必要。


待ってま〜す♪

3. ECサイト運営&広報の新星!

SMALL WOOD TOKYOのWEBサイトやFacebookページを運用したり、PR作戦を考えたりします。
キャンペーンや商品の見せかた、メディア対応や自分でブログ記事を書いたり取材したりも。

【向いてるひと】デジタルメディアが好き、分析が好き、面白いことが好き!
【++の担当】ヒラク(デザイナーをやりながら独学でマーケティングや企画を勉強)
澪さん(大学でアーカイブの専攻したのち、記者や編集の仕事に。)
【大変なこと】実は根気の良さが必要。ひたすらオタクになる必要あり。


マチルダー!!

どの職種も未経験OKです。
大事なのは、森を蘇らせたい、木(モク)が好きでたまらないという情熱。そして、朗らかさです。

募集条件:考えられる全てのドアを開けておきます。

求人する側になってみると「やっぱり保証や安心が得られる雇用契約をオファーせねば」と思います。
なんですけど、かつての僕の身になってみて考えてみてどうだったかしら?と振り返ってみると…
「自分の望むような生活ペースにあわせてできる仕事ないかな〜。正社員雇用じゃなくていいから」なんて思っていたのを思い出しました。

はたらき方が大きく変わりつつあるこの時代。
実は雇用条件も「正社員がベスト」みたいな先入観に因われなくてもいいのかなと思います。

ということで今回の募集条件はこちら。ドン!

A. 取締役社員

合同会社++のスタッフ4人は全員この「取締役社員」です(ホントはそういう名称じゃないんだけど)。
最初に資本金を会社にあずけて、会社の意思決定と経営に関わる、いわゆる「経営陣」というヤツです。
思い切ってまず超高いハードルから募集だ!!

【前提】資本金を出すこと(金額は任意)。
【メリット】経営にしっかり関われる。事業を俯瞰して見られる。
【デメリット】経営が危機になったらリスクを取る(自分の報酬を減らすとか)。
【報酬】自分の果たせる役割の大きさにあわせて相談→決定!

B. 従業員(専業)

次は、いわゆる「フルタイムスタッフ」という括りです。
経営のリスクは背負わないけど、++を専業として頑張りたい人はこちら。

【前提】原則合同会社++専業で働くこと、勤務時間はアレンジ可能
【メリット】安定して働ける
【デメリット】合同会社++の仕事しかできない
【報酬】試用期間2〜3ヶ月後、人生設計にあわせて相談→決定!
目安:試用期間中 だいたい¥200,000円/月〜 応相談

C. 従業員(兼業)

ん〜。いわゆるひとつの「パートタイマー」というヤツですね〜(←長島茂雄風)
家族のことに時間を割きたい、自分の表現したいこともある、という人はこちら。

【前提】基本時給。シフトを決めてはたらきます
【メリット】自分の都合に合わせてスケジュールを組める
【デメリット】稼げる金額は一定しないかも
【報酬】できることにあわせて相談→決定 目安:だいたい時給1,000円〜 応相談

D. フリーエージェント(能力歩合制)

営業や制作物の制作、PRのスペシャリストなど、仕事のタスクをキッチリ定義して、
プロジェクトや案件ごとに報酬を設定していきます。
自分のできることがハッキリしていて、かつ自由を追い求める人はこちら。

【前提】時間も報酬も全て自分で提案して決める
【メリット】結果がでれば楽しい
【デメリット】結果がでなければ苦しい
【報酬】できることにあわせて相談→決定

E. インターンシップ(研修生)

「できるかどうかわからないんだけど、どうしても関わりたい」「学校の専攻に活かしたい」
そんなニーズもきっとあることでしょう。
自信がなくても、一生懸命やって稼ごうぜ!と個人的には思うけど、ドアは開けておきます。

【前提】限られた期間(半年以内)の仕事
【メリット】学生でも、全く新しいことを試したい人でもOK
【デメリット】ある程度仕事が限定される
【報酬】交通費+ちょっとした日当

その他、「実はこんなはたらき方もある」というアイデアをお持ちの方は、ぜひ道場破りに来てください。
待ってます!

応募方法と、一緒にはたらきたい人の理想像。

それでは応募方法をお知らせします。
「まずは履歴書を〜」という方法は取りません(なんか、ワクワクしないんだもん)。
以下の項目に、あなたなりの回答を書いてメールを送ってください。

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氏名・生年月日

住所・昼間連絡のとれる電話番号

希望の職種・雇用条件

これまでの簡単な来歴(学歴でも職歴でも、人生が変わる体験でも)

<質問項目>

・ 今回、応募するにあたってワクワクしていることは何ですか?

・ これまでの仕事や活動で一番「やった!」と感じた経験は何ですか?

・ これまでの仕事や活動で一番「まずい!」と感じた経験は何ですか?

・ あなたが人生で目指そうと思っていることは?

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【応募期間】2014年 2月3日月曜日〜2月20日木曜日(←様子を見て延長するかも)
【面接期間】応募期間が終わってから1週間〜半月くらい
【開始時期】2014年の3月〜4月頭ごろ
【勤務場所】井の頭公園脇の合同会社++オフィス。
【勤務時間】平日9:00〜18:00のなかでアレンジ。(イベントの時土曜も。そのぶん平日の休みを振替え)

【メール送信先】info(アットマーク)tassetasse.jp 宛 あるいは問い合わせフォームから。
【応募してから】原則全員とお会いして相談します。想定外の応募数があった場合は、その時考えます。
※その他、質問がありましたら遠慮なく連絡してくださいね。

ではここで、質問に関する考えかたを先にバラしておきます。
以前++でイベントをしてくれた、ビジネスブックソムリエ中里くんのオススメ本「経営の教科書」のp.216〜221を参考にしています。

かいつまんで話すと、

・結果を出すことに喜びを感じらる人
・仕事のプロセスのなかで学べる人
・つまり、「目標志向」の人
・そして何より朗らかな人

という人と働きたい!という僕たちからのラブコールだと思ってください。

ちなみに、「経営の教科書」を読んでも答えは書いてあるようで書いてありません。
なので、本を読んで予習することは義務ではないので「忙しくて本が読めない!」という人もご心配なく。

自分を良くするために、周りを良くしたいという情熱。

最後に、はたらく事について思うことをつぶやかせてください。
(ここから長文なので、別に読まないで応募しても全然問題ナシです。問い合わせフォームにどうぞ。)

仕事って、絶えざる雪かき仕事みたいなもんです。

後輩のお調子者リーチくんが「仕事って雪かきみたいなもんじゃないスか」というのを聞いて「はて」と思うことがありました。
(もとは、平川克美さんの本に出てくる言葉みたいです)

雪かきって、一生懸命やっても誰も気づかなかったりする。
でもやらないと、みんなが道を歩けなくなったり、家から出られなくなったりするかもしれない。

そしたら、心ある誰かが黙って雪かきする。
別に自分の手柄にもならないのに。

でも考えてみれば、はたらくことって本質的には「雪かき」の作業が大半を占めます。
(↑常に好きなことやってそうに見えるヒラクが言うんだから間違いない。)

例えば。
仕事が発展していくに従って、次々に「今まで必要のなかった仕事」が出てくる(書類整備とか、ルール作りとか、複数のPCでのデータ共有の仕組みとか)。で、そういう仕事って、直接利益を出すわけでもないし、今までなかったわけだから役割分担もあいまい。だけどやらないと次に進めないから、誰かが「じゃあワタシがやっとくからね」と手を挙げる。で、こういう作業が地味なクセに時間かかったりする(←そもそもやったことないし)。
そんで、夜ひとりで「ああ、一体自分は何をやっとるんだ」と独り言したりとかね。

志があるから、雪かきを続けることができる。

なんでそこまでしてやるんでしょうか。
雪かき仕事って、基本誰かに「やれ」と命令されてやることじゃないから、義務ではない。
「そういうことが好きだから」という性格もあるかもしれないけど、それって結構レアケース。

ではなぜか。
そこに志(こころざし)があるからです。

自分の仕事を通して、自分のいる世界を良くしたい。
++の場合で言えば、理念である「生態系と人間の営みが調和した社会をつくる」ことが志にあたります。

自分がどんなモチベーションで仕事をするのか、どんな結果を出すか。
その先にある「こんな社会を実現したい」という情熱が、雪かきを続ける原動力になると思うのです。

人が本気になったとき、「自分の手柄」という丘の向こうに、大きな山が見えます。
組織が本気になったとき、「売上」という丘の向こうに、大きな山が見えます。

「…で。ヒラク君は何が言いたいのかね?」

「えっとぉ、やっぱり一緒に山登りできる人と働きたいんですぅ」

丘ではなくて、山に登る。

はい。
何が言いたいかというと、「自分という存在の向こう側にあるものに向かってはたらく」のが大事だなってこと。

++は、はたらき方を柔軟にアレンジできるし、自分に必要なお金=報酬の話も気兼ねなくできます。
残業が常態化したり、精神的なストレスがたまらないようなルールを作ろうと頑張ってます(まだまだ不備はあるけど)。

それは何のためかというと、「一人ひとりのパフォーマンスを最大化させる」ためです。
なんのためのパフォーマンスかというと、結果=売上を出して、その先の「目指すべき社会」を実現させるための。
短期的な無理を繰り返して丘は登れても、山は登れない。
いくら超人でも、体力が尽きたら遭難です。
だから、あんまり無理せず朗らかにはたらいて、自分の時間に素敵な文化に触れたり旅をしたりして引き出しを増やす。
そしたら、さらにスゴいパフォーマンスを出せるはず。

そんな考えに基いて僕たちは仕事しています。

「今いる会社の、こんなところが不満で」
「ワタシは本当は、こんなふうにはたらきたいんです」

というような相談をする人がいたとします。
「こんなところが不満で、その障害がなければワタシはもっと幸せになれる」。
その考え方自体に間違えはない。
ないけど、その考えをしている限りは、先には進めない。

障害を超えるための原動力は、ワタシはもっとこうあるべきだという「」の先にある、ワタシがこうあれる社会を自分でつくるという「」に登ろうと決心した時に生まれる。
その挑戦のなかで、いつのまにか「あれっ、丘登ったじゃん」ということに気づくんですね。

というわけで、ヒラク個人として願っているのは、
「自分をよくするために、自分の周りを良くしていこう」と本気で思っている人と出会えればいいな、ということ。

絶えざる情熱の火を胸に灯している人は、きっとそんな人だと思うのです。

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