工作室の夏休み 【新島】

そうだった、海って青いんだ!!

Noname produceの村上レツ主催の「新島ツアー」、4年ぶりの参加。

しかも観光だけではなく、手作りビーチクラブ『WAX』にてDJしてきました。

(左のヒラクのプロフィール写真は、その時のもの)

小さな頃に佐賀の港町にいたのもあって、海水浴は得意。

真っ黒になるまで泳ぎまくり、バーベキュー、散歩して、

夕方はパーティ。





思わず見とれる景色でした。



パーティもおおいに盛り上がる。(手前で煽ってるのがハゲ社長レツ)

一番盛り上がった曲は、ドリカムの「未来予想図2」(笑)。

みんな拳を空に突き上げて大合唱。新島の島人たち、熱いぜ!

翌日は、そのWAXを主催しているケンサクさんに会いに、

新しくできたばかりのcafe、ホテル『saro』まで散歩。





元の古い民宿の雰囲気を壊さず、なかなか落ち着ける空間に。

以下ケンサクさんとの話の要約:

大学時代、新島でライフセーバーをやっていたケンサクさんは、海外滞在の後東京で働き始めた。

それからしばらくして新島を再び訪れてみると、離島ブーム、サーフィンブームが終わり、過疎化する新島にショックを受け、島起こしを決意。

海岸沿いにクラブを手作りで作り始める。

そのうちcandle juneさんや村の若者もプロジェクトに参加し、見る間にクラブっぽくなり、

chari chariやDJ kensei、石野卓球などを招いてパーティを行う。

クラブを拠点に、新しい人たちを観光客として新島に呼び、さらにクラブの運営が新島のコミュニティー機能も果たし始め、一躍街おこしの中心に。

「覚悟を決めたら、最低5年はやり抜け!」

「+になっても?になってもいい、とにかく0で甘んじるな!」

「地域を変えられるのは三種類の人間。バカ者とヨソ者と、あと何者だっけ…?」

などの熱い言葉を頂きました。

地域のデザイン計画に関わる身として、大変参考になりました。

てなわけで、名残惜しみつつも新島の一泊旅行は終わったのでした。

帰りの船では、偶然saroの店長と再会。

来年も行くぞー!

Published by

小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。