今でも変わらずソウルメイト的な、とっても大事なところです。
そんなあきゅらいずの食堂にて、7月の末に行われた、「野崎三丁目フェスティバル」というイベント。
企業の地域貢献プロジェクトの一環で企画しました。
(ちなみにポスターも手がけました)
素晴らしい二人の歌姫、ううじんさんと森ゆにさん、
加えて甲府のカリスマバンド、water water camelのギタリスト玄さんの三人からなる、この日限りのスペシャルユニットでゆる〜く、じっくりと心に沁みる「うた」を堪能。
三鷹の外れの辺鄙な場所にも関わらず、100人近くの人が集まって、とっても良い夜になりました。
音楽好き、人がいっぱいの賑やかな場所が好きなヒラクにとって、こんなに素晴らしい機会はめったにない。
甲府からワインの差し入れも届いて、ほろ酔いの夜となりました。
以下、最近一緒に活動しているカメラマン、森さんのブログより抜粋 ↓
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0731野崎三丁目フェスティバル
今回はフェスティバルのメインとなった
ううじんさん、森ゆにさん、田辺玄さんのLIVEのご報告。
ううじんさん、森ゆにさんは普段ソロで活動していて、
7月は全国津々浦々のステージで多忙な日々。
田辺玄さんもウォーターウォーターキャメルというバンドのギタリストとして
また、森ゆにさんのサポートなど引っ張りだこのミュージシャン。みなさん、今回のステージ前にリハーサルをする時間がとれず、
結局顔合わせをしたのが、2日前の木曜日、森ゆにさんの自宅で…と
いうから、なかなかドキドキなステージか…と思いきや、
たっぷり2時間、それぞれの楽曲とカバーを交え、
100名近くいたお客さんを魅了してくれた。
ううじんさんの楽曲からはじまった第一部。森の食堂に響き渡ったその歌声は、
録音媒体では決して味わえない「生のふるえ」を宿していて、
ボクの鼓膜がびーんびーん感応して、
琴線の奥深くがぼーんぼーんと開放弦で共鳴しっぱなし。
しーんと張りつめた食堂の空気に、
一音、一音、音をていねいに投げかける…
その感じが、まさにううじんさんの生きる姿勢を表しているようで、
「ああ、なんて素敵な女性なんだ」
シャッターの切る手を止めてしまうほど、
その静寂は胸深く、波紋のように広がった。つづいて森ゆにさん。
ピアノと歌でつむぐその世界は、
ううじんさんとは対照的で清々しく、瑞々しい。
憂いを帯びた楽曲でも、強い息吹を感じる。
それはきっと森ゆにさんの、
これでもか!というほど純真な歌声から来ているのだと思った。
彼女はきっと、強い女性なのだ。そして、田辺玄さん。
まったく声質も曲調も異なるふたりを、
玄さんのサポートがひとつの世界に留める。
…時には鳴り物の小道具で、…時にはコーラスで、
彼女たちの世界をやさしく膨らませてくれた。
音楽を知る人の仕事だと思った。
これでこそ、ミュージシャン。自己紹介的な装いで閉めた第一部と違って、
第二部はお客さんも興が乗ってきたのだろう、
はじまりから賑やかな雰囲気。
3人もそれに応えるように、「ブルーハーツ」のカバーを演奏。
「情熱の薔薇」、「1000のヴァイオリン」どちらもストレートなメッセージが、
今聞いても新しい。
ううじんさんや森ゆにさんの歌声だと、
ブルーハーツもすっと素直に心に降りてくる。
楽曲のすばらしさを再確認。
「ブルーハーツ、素敵ですよ」
ううじんさんも歌いながら、感じ入ったようす。そして、出ました発酵ソング。
♪みそ、しょうゆ、ヨーグルト、チーズ、おつけもの
ワイン、ビール、焼酎、酢、ビネガー、みりん、納豆、こうじ♪
五味兄弟のダンス?も入り、ステージは絶好調に。
最後は三鷹に因み、ジブリ「耳をすませば」のテーマソング
「カントリーロード」を全員で大合唱。
アーティストとお客さん全員が一体となった瞬間だった。
ボクもすっかり、どっぷりと、
演奏することのすばらしさを思い出していた。
いいね、音楽って。
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いやあ、音楽って本当いいよね。
この日演奏してくれた三人、来てくれた皆さん、愛してるぜ!!