+ING attic

一見非常に無造作に見えるヒラクの髪ですが、実は足掛け8年間同じ美容室で髪を切り続けています。

世の中美容室ジプシーが多い中、8年間通うというのは我ながら中々珍しい。

というのも、その美容室「BOY」は、超個性的なヘアサロン。

凡百の美容室が真似できない独特のコンセプトと職人芸で素敵な髪型を作ってくれます。

美容室BOYのHP



そして、BOYはなんと自前の美容雑誌「+ING」も出版していて、髪の文化の底上げを担っているという相当の気合の入れよう。

…と前置きが長くなりましたが、

なんと僕が広報、グラフィックを手がけるファッションブランド Ka na taが雑誌+INGとコラボさせてもらえることになったのです!8年間の関係がこんな形で実を結ぶとは!

以下、先月某日、BOYのギャラリーattic(ギャラリーまで持っているとは、どんな美容室だ!)で行われた撮影の様子。





早朝7時の代官山。天気は快晴。

スタイリストとKa na taデザイナーの哲朗が集まって相談中。

「この服可愛いね?」、「どんな髪型がいいかしら??」

と、基本女子高生ノリです(笑)。





こんな感じでモデルさんの髪型をいじっていきます。

ちなみに手前の美容師アリサさんは10年来の友達。美容師になる前から知り合いです。

奥で振り向いているのは、店長のまゆさん。ほわっとした雰囲気なのに、出してくるアイデアはぶっ飛んでいる正真正銘のヘア・アーティスト。



ちなみに今回のモデルさんは二人ともコンテンポラリーダンサー。

ホナガヨウコさんとパートナーのさきちゃん。さきちゃんの髪が不思議なことに。青いドレスもよく似合ってます。



いよいよ撮影開始。朝の太陽が半オープン天井のギャラリーに降り注ぎます。

モデルを取り囲むスタイリストとデザイナー。

いや?、東コレの時も思ったけど、ファッションの現場って戦場ですね。



カメラを構えるのは腕利きカメラマン、藤田さん。

…この撮影の成果は、次号九月頭発売の+INGで明らかに!!

書店で見かけたらぜひ手に取ってみて下さい☆

 

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小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。