明らかに間違った甘えかたをするあずき(6ヶ月、オス)
平屋古民家におけるねずみ対策のため、宮城からもみじとかえでの二匹のネコをもらってきたのが去年のこと。で、1年たってみたらば、なぜかもう一匹増えてました。
写真まんなかの、アメリカンショートヘアが絶妙に雑種化したようなのが、あずきくん(たぶん6ヶ月くらい。オスですニャ)。
ある日の夜のこと、我が家のウッドデッキから「みゅーん、みゅーん」と切なげな鳴き声とともに登場した子猫。近所で捨てられてしまったのか、親猫もいないよう。
「でももう二匹もいるしなあ…」と見て見ぬふりしていたら、かえで(1歳。オスですよ。)が網戸ごしに「おいで、おいで…」とアイコンタクトを送っているではないか。
すると泣き止んで、見ず知らずのかえでにすり寄るあずき。イ…インプリンティング(刷り込み現象)じゃないですか、ローレンツ先生!?
かえでの博愛主義により、我が家の一員となったあずきですが、かえでをお母さんだと思い込んでいるらしく、どこに行くにも追いかけ回し、困ったことに…
あずき、そこおっぱいじゃないから。そして、かえではお兄ちゃんだから。
お母さんの愛を受けるまえに捨てられてしまったのか、やみくもに愛を求めるあずき。
そしてかえでもなすがままなので、一日中首元をちゅぱちゅぱされている。
かえちゃん、せっかくの純白の毛並みが局所的に薄汚れているではないか。
あずき、そろそろ乳離れしなきゃダメよ。乳出ないし。
三匹仲良く暮らすんだよ。