我が家に猫がやってくる。
明日、我が家に猫がやってくるらしい。
今朝、民ちゃんがでっかい「猫かばん」を持って実家の宮城に帰省。民ママの裕子さんと一緒に「お見合い」をして、我が家にピッタリの猫ちゃんを連れてくるそうな。
猫ちゃん。
ああ〜、楽しみだぜ。楽しみすぎる。
思えば僕は小さい頃から猫に囲まれて育ってきた。10代の終わりまで、たくさんの猫ちゃんを「よしよし」してきたのです。
あまりにも嬉しくて、手が勝手に「エア猫」してしまう。
(エア猫とは、猫のお腹、アゴ並びに肉球等をなでる動作を「さも目の前に猫がいるように」行う競技を指す)
ちなみに、候補になっている二組の名前は、「もみじ&かえで」と「だいず&あずき」。
どっちも名前からして可愛い。可愛すぎる。
日々、ビジネスという戦場を駆けずり回った後、「ただいま」と家のドアを開けたらば、「もみじ&かえで」or「だいず&あずき」が「みゅーんみゅーん」とお迎えしてくれる。
「にゃん達、元気にしてたか?」
「ほらほら、六本木ヒルズの屋上庭園で摘んできたマタタビだぞ?」
「お〜、よしよし。お〜、よしよし。」
マタタビにうっとりしている猫ちゃんのお腹を撫でながら、ネクタイを緩める。
…想像するだけで多幸感が押し寄せてくるぜ。
「えっ、でもヒラクくん、六本木とか行かないじゃん。」
「そもそもネクタイなんてしてないでしょ」
わかってないなあ。
エアネクタイだよ。
民ちゃん、はやく帰ってきてくださーい。