▶発酵文化人類学

ライフワーク=発酵。

 左から発酵妹→小泉先生→発酵兄

夕方、雨のなか赤坂へ。

なんと手前みそのうたの絵本出版の打ち合わせでありました。
去年NHKに登場してプチブレイクしてから、全国の保育園や学校から「教材ありますか?」「うちでもこれ踊りたい!」という問合せが相次ぎ「これはもう一般流通させた方がいいかも…」と五味さんや浅川さんと動き始め、めでたく出版の運びとなりそうです。いえーい。

遡ること5年前。
当時勤めていた職場(あきゅらいず)の後輩との出会いがすべてのきっかけでした。

ヒラク「最近、小泉武夫さんの本にハマってるんだよね」
後輩「その人、私の大学の先生です!」
ヒラク「マジで?じゃあ会いに行こうよ!」
それから米やら芋やらお酒を抱えて、小泉先生の研究室に日参すること1週間(よく覚えてないけどたぶんそれぐらい)。

「会いにこいよ」と研究室に招待され、「発酵の神」から受け取ったのが、発酵醸造文化の素晴らしさを世に伝えるべしというミッションでした。
はいもうわかりましたね。その後輩が、五味醤油の末娘の洋子ちゃん。
で、小泉先生に薫陶を受けた後、山梨を舞台に一連の「発酵プロジェクト」が始まっていったのでした。
思えば遠くにきたもんだ。
5年前は「発酵」といっても誰も興味をもってくれなかったもの。それが今やどうですか。お洒落ガールズが味噌やら甘酒やら手作りする時代ですよ。

…さて、出版とちょうどタイミングが重なった感じで、年末から年始にかけて世田谷ものづくり学校で「発酵醸造文化」について講師をすることになりそうです(詳細決まったらまた告知します)。

いよいよ「発酵」がライフワーク化してきたぜ。
(いったい僕の本業は何なんだ…)

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