バッグ周りを再編成したい。

バッグ周りを再編成したい。

当時、Macbook airが超絶使いやすいようにリニューアルする時期だったこともあって、「どこでもデザインをするぞ!」と、バックパックかついで日本各地を旅しながら仕事をするようなことをしておりました(今では当たり前になったスタイルだけど、昔は2㎏も3㎏もあるノートを持ち歩かなきゃいけなかったのよ。バッテリーも重くて山登りみたいな荷物をかつぐのはイヤだった)。

それから3年が経ちまして、僕の仕事の仕方もすいぶん変わりました。

まず、会社作って本拠地(オフィス)ができたから、ノマドワークあんまりしなくなったのが一つ。それと、最近そもそもデザインのソフトを使うことがなくなったのも大きい。

3年前は、考える2/手を動かす8ぐらいの割合だったけど、今はその割合が逆転している。つまり、仕事の大半を「考える=企画」、「設計する=プロジェクトづくり」、「コミュニケーションする=話したり、メールしたり」する作業に費やしていて、そのぶん実際にデザインすることが少なくなる(やるとしたら、イラスト的な仕事)。

だってさ、デザインを細部まで「詰める」のがスゴい人って、僕の周りにいっぱいいるもの(亮子さんとか)。ヒラクもやるときは精一杯頑張るけど、やっぱり得手不得手ってのはある。

 

てなわけで、3年ぶりにバッグ周りを再編成しようかなと(←ここから本題)。

結論から言うと、今回はNexus 7を中心に編成する予定。

3年前は、Macbook airを中心に据えて、PC保護バッグ内蔵のデイパックと、当時出たばっかのミラーレス一眼、バッテリー・ケーブル類やUSBメモリ、Wifiをまとめて入れる小さいバッグ、手帳、文房具&画材入れをしまうような構成。そこに服と4?5冊の本を入れていたから、全部でだいたい5㎏ぐらい(バッグ重量除く)の荷物。

それがどうやってアップデートされるかというと…

・Macbook air → Nexus 7 with キーボード付カバー

・手帳・文房具 → nexus 7

・本 → nexus 7

・画材 → 使うときはオフィスで

・wifi → iPhone5でテザる

・カメラ → iPhone5のカメラアプリでけっこうイケる

ということになり、なんとNexus 7とiPhone5だけでほぼOKということになる。

となると、あとは財布さえ持てば、日帰りであればどこにでも行けると。

そしたら、もうデイパックじゃなくていいかも。

・デイパック → ミニショルダー

さすればバッグの構成はいかほどになるかというと…

 

nexus 7 with キーボードカバー:約500g

iPhone5:110g

財布:300g

タブレット&携帯充電用ガジェット:約200g

ミニショルダーバッグ:約300gと想定(アウトドアブランドならもっと軽い)

なんと、総重量1,410g。つまり1.5㎏弱。

うちの猫(生後4ヶ月)より300gほど軽いッ!

これで、メール返信、データ確認、ウェブサーフィング、簡単な書類作成、読書、写真記録、メモ、スケジュ―ル管理、ラクガキ等ができてしまうだとッ…!!

たった3年でこんなにもデジタルガジェットが進化してしまうとは。

しかも、もしnexus 7のSIMカード対応のヤツなんて導入してしまったならば!!海外に行ったとて同じ環境が実現できまくってしまったりして!!イビザ島のプライベートビーチでピニャコラーダあたりをお召し上りつつ「資料は確認頂けましたでしょうか?お手数ですがR.S.V.P」とサクッとメールを打った後にcafe del marでチルった後スピって「やっぱ、時代はハイパーメディアクリエイターを欲している(`・ω・´)キリッ」とか口走りそうになるほど最強に強まった技術革新に恐れおののくガジェット情弱野郎のヒラクである。くわッ!!

 

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小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。