ようやく霧が晴れてきた、ような気がする。

ようやく霧が晴れてきた、ような気がする。

こんにちはーヒラクです。

いきなりで何ですけど。

実はここ一ヶ月ほどのこのブログ、低調だったんですよね。アクセス解析を見れば一目瞭然で、普段は訪問してくれた一人あたり平均3ページ以上読んでくれてるのに、ここ最近は2ページを切っていました。つまり「他の記事も読みたくなるような面白いエントリー」を書くことができなかったということです(でも面白いのが、過去の記事の蓄積がロングテール状になって一日の訪問者数はあまり変わらない。でも閲覧ページ数が半分になっているからPVは半分になる)。

さて、不調の原因は何だったのかというと、「めずらしく色々と悩んでいたから」です(単純だね)。

独立してから4年、起業してから1年が経って、ようやく「経営とは何をすることなのか」ということがわかってきました。

で、それは悪いことじゃないんですが、一度気づいてしまうと、過去の選択や行動がいかにマヌケでウカツでウツケだったか…という悔悟の念が押し寄せてくるわけです。

後ろを振り返っても仕方ないんで、じゃあ未来のことを考えよう。

そう思ったときに、「じゃあ具体的にどうすればいいの?」ということのイメージが湧かない。

会社として利益を出すためにはどうしたらいいの?一緒にはたらくスタッフみんなの力を最大限に活かすにはどうしたらいいの?その他にも販売管理、顧客管理、etc.

そういう「直接利益にならないけど、やらないと会社として発展できない」みたいなことを必死に勉強しつつ、毎月どんどん大きくなっていくSMALL WOOD TOKYOの仕事にも手間を割かなきゃ…

みたいな感じで、何か「とっちらかった感じ」になっていたんです。

仕事がとっちらかっていると、当然アタマもとっちらかっているから、ブログの文章も散漫になる。

そしてそのネガティブスパイラルを感じてさらにとっちらかる、のループになっていました。

でもね、ついに晴れてきたんですよ。雲が。

悩んで考えて考えて考えて…を繰り返した結果、出た結論が「何も否定するものはない」ということでした。

ネガティブスパイラルに入ってしまって「今までやってきた事は間違ってたのではないか」と自分のふるまいを否定するような心持ちになってしまう。でもね。齢30の男児がある日突然別人のような選択と行動をすることなんてできないし、やってもあまり意味はないかもしれない。

今僕たちが抱えている課題は「方向性」ではなく「精度」です。

絶対的に正しいかどうかはわからないけど、とりあえず自分たちらしい方向性は見えつつある。そうすると、問題はその細いロープのような道をいかに「精密に綱渡りできるか」みたいな「芸の精度」が足りていない、ということだったのです。

気づいたら単純なことです。

せっかく仕事するんだったら、誰にも負けないぐらいの気合で芸を磨く。

「良いことやってる」とか「社会性がなんちゃら」ってのは大前提。その上でどれだけ絶妙なスルーパスを通し、敵を3人背負ってでも針の穴通してゴールを決める、みたいな芸を磨くと決めたら、今はひよっこで「やっぱ守り固めてカウンターがお前たちにはお似合いでしょ」みたいに文句言われたとしても、いつしかアウェーでブラジルやイタリアに勝てるかもしれないじゃないですか。

というわけで。

二期目を迎える合同会社++、来季の目標は「すげー勢い」で「やべー盛り上がる」ことをやり切る。

さて、そのための第一歩は何か?

それは、次回更新のブログをお楽しみに。

(ああ、今日のブログ、完璧独り言だなあ…)



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小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。