「読モ」理論。三角形の幸せなコミュニケーション。
文化とは、誰かがつくって与えてくれるものではなくて、自分でつくるもの。 モノだけではなく、モノの楽しみかたもまた文化です。価値観のモノサシをつくることができる「読モ」の層がどれだけ分厚いか、というのが文化の質。最近あちこちで話している「読モ理論」についてソトコトの連載をもとに改めてブログでまとめておきます。 不信感から生まれる悪循環 発酵食品をつくるメーカー…▶️続きを読む
文化とは、誰かがつくって与えてくれるものではなくて、自分でつくるもの。 モノだけではなく、モノの楽しみかたもまた文化です。価値観のモノサシをつくることができる「読モ」の層がどれだけ分厚いか、というのが文化の質。最近あちこちで話している「読モ理論」についてソトコトの連載をもとに改めてブログでまとめておきます。 不信感から生まれる悪循環 発酵食品をつくるメーカー…▶️続きを読む
【本日発売開始】すでに盛り上がっている『発酵文化人類学』がいよいよリリース! えー、業務報告です。 僕の新著『発酵文化人類学』、本日4月28日から一般発売開始です。 つまり全国の本屋さんやamazonでゲットできるようになりました。 「えっ、まだ発売してなかったの?」 そうなんすよ。 事前予約してくれた人と、イベント会場で買った人にしか届いていなかったんです…▶️続きを読む
旨安ワインに見る、自分ごとの味とは何か問題。 気づいたら年の瀬。風邪とかひいてませんか? こないだ行きつけのワインバーで、旨安ワインについてマスターと話し込みんできました。 旨安ワインって確かに美味しいんですけど、その美味しさって最大公約数のマスマーケティング的な美味しさで「自分ごと」にできない。自分ごとの味にならないと「もう一回!」にならないんですよね。 …▶️続きを読む
発酵古代漢字の世界へようこそ。 今年7月に丸善京都本店での安田登さんとの対談で着想を得て、先日の広尾の東江寺での「寺子屋」でなんとなく体系化してみた「発酵古代漢字」の世界。 古代アジアの漢字・象形文字から発酵文化に関係するものをピックアップし、そこから古代の人々の世界観を掘り下げるというニッチ極まる研究ですがたくさんの人から「面白いです!」と感想をもらいまし…▶️続きを読む
出版ツアーで全国行脚をしまくった結果、だんだん日本列島における「味覚の地域性」を言語化できるようになってきました。 東北、北陸、甲信越、首都圏、東海、関西、中国山陰、九州、沖縄とそれぞれ「味の美意識」に多様性があり、僕の専門の発酵文化から見るとそれがよくわかる。 で。ちょっとわかりやすいモデル分けをしてみるとだな。 京都・名古屋・東京の三都は明確に味覚の基準…▶️続きを読む