発酵と編集は似ている…!? 7月後半は『発酵文化人類学』出版ツアー天王山!

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4月後半から始まった新著『発酵文化人類学』の出版ツアー、7月11日時点でなんと30回以上のイベントが開かれました。短期間でこんなにイベントが連発されたというのに、どの回も大盛況で、ほんと嬉しい限りです。ありがとう!

さて。そして来週 7/19〜22にかけて、出版ツアーの天王山4連戦がやってきます。
今旬の同年代の新鋭、そしてレジェンドな大先輩たちと超絶にぶっ飛んだトークが繰り広げられること必至!ふだんのユルい感じではとても場が成り立たないので、気合を入れて臨むぜ。
この四日間を走りきったら、新しい景色が見えるような気がするよ…!

ということで、四連戦のスケジュールはこちら!

201706230953227/19:大阪府梅田 with 藤本智士さん(Re:s) & 徳谷柿次郎さん(ジモコロ)
のんびりおじさん、ジモトをヒラク!@スタンダードブックストア心斎橋
→今大注目の編集者徳谷柿次郎さんが編集長を務める日本各地の地元情報をユニークに切り取る大人気WEBマガジン『ジモコロ』のフリーペーパー発刊と、メディア業界では知らない人はいない最強の編集者藤本智士さんの新著『魔法をかける編集』、そして『発酵文化人類学』の三者合同出版トークイベント。会場はこのブログではおなじみのスタンダードブックストア心斎橋。オーナーの中川おじさんが「100人で盛り上がるで〜!」と気合いを入れています。

柿次郎さんも藤本さんも関西ルーツ特有の「芸人か!?」と見まごうほどの話上手なので、120%抱腹絶倒のトークになると思われます。共演の二人いわく「つまらなかったら全額返金!」だそうです。関西人怖えーー!!!!

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19620526_846163442226042_2807071969004009745_o7/21:東京都渋谷 with ドミニク・チェンさん(情報学者)
謎発酵〜謎床×発酵文化人類学出版記念謎トーク〜 @ ロフトワーク
→今最も注目される情報学者でありながら発酵好きでもあるドミニクさんと対談。ドミニクさんが出版したばかりの松岡正剛さんとの対談本『謎床:思考が発酵する編集術』と僕の新著『発酵文化人類学』の合同出版記念イベントとなりました。わーい!

個人的にはドミニクさんは僕の世代でいま最もホリスティックな思想を持っている人だと思っていて、そして松岡正剛さんは20歳のころから影響を受けてきた知の巨人。そんな才人二人の書名に「発酵」というキーワードが入ってしまうこの驚きと喜びよ…!当日は誰も予想がつかない異次元ゾーンの話が超高速で展開されまくること必至。みんな今から『謎床』を読んで運命の日に備えるのだ…!ちなみに会場は仲良しのロフトワーク。久々に東京での一般公開トークイベント。みんな来てね!と言いたいところですが、予約告知した瞬間にソールドアウトとなりました…涙

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yasuda_hakko7/20:京都府京都市 with 安田登さん(能楽師)
発酵と論語で読み解くあわいの時代 @京都丸善本店
→異次元能楽師、安田登さんと京都丸善本店で対談。発酵と能楽の視点から論語を掘り下げ、古代アジア世界にダイブしたあとシンギュラリティに辿りつくという、本人ですら「えっ、どういうこと!?」と置き去りにされる超絶トークになること必至。
この安田登さん。ご存知の方も多いと思うのですが、ちょっと信じがたいほどの引き出しの多さと身体論・言語論の造詣の深さにぶっ飛ばされること間違いなし。安田さんの話を聞きにくるためだけに京都に小旅行しにきてもソンはない!

…と言いつつも、僕もこの日しか聞けないスペシャルなネタを持っていきます。いつもと趣向を変えて、発酵や微生物学の古代まで遡る白川静的マイクロバイオロジーを皆さまにプレゼンしつつ、古代中国と古代日本の民族のルーツを発酵文化人類学的に紐解いてみたいと思います。さていったいどんな話になるのでしょうか?定員そんなに多くないので、気になる人は神速で申し込むことを強くオススメします。

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19402137_1837733232919939_4145964425576136428_o7/22:熊本県熊本市 with 藤本智士さん(Re:S)
編集発酵!!! 〜魔法をかける編集&発酵文化人類学出版記念 @ 長崎書店→異次元→最終日はふたたび藤本さんと。熊本を代表する素敵な本屋さんの長崎書店で開催するということで、この日は「ローカル文化の本質とは何か」「マスマーケティングでない本だからこそできること」をテーマに藤本さんと二人でじっくり話し込みたいと思います。

後輩が生意気なこと言って恐縮なんですけど、僕と藤本さんが共通点は「仕組みからコンテンツを考える」というところ。藤本さんが手がけてきた雑誌『Re:S』や秋田の『のんびり』などの数々のプロジェクト、そして僕が手がけてきたアニメ『てまえみそのうた』や『発酵文化人類学』の背景には「既存の仕組みではない新しい発明をする!」という発想から生まれていたりします。「ローカルであること」「新しい仕組みをつくること」という2つのテーマがどのように「編集」されながら「発酵」していくのか。乞うご期待!

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それでは各地の皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
柿次郎さん、ドミニクさん、安田さん、藤本さん、よろしくね〜!

 

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