台湾で生きる力を取り戻しました。

ここ最近、というかここ1年以上おかしいな、生きる力減退しているな…と思っていたんです。
まず食欲が出ない、仕事でやることが気になってちゃんと寝られない、疲れが取れない、お肌もカサカサ、目の下のクマも取れない、大好きなお酒の味も美味しくなくなった…
過労とストレスでちょっとおかしくなってるぞ、自分！

ということに異国で気づきました。
発酵デパートメントでおなじみの料理家、ペギー・キュウさんを訪ねて台湾へ行ってきたんですが！そこで取り戻した！！生きる力を！！！！

今回は発酵デパートメントのスタッフ二人も同行しました。

ペギーさんが案内する台湾は、美味しいもの、かわいいもの、心がウキウキするものでいっぱい。現地スタイルで1日五食。朝ごはん食べて、お昼の前にフルーツ食べて、お昼食べて、三時のおやつ食べて、夜に飲茶して、なんなら締めにまたちょっとした麺類かおやつ食べて…

夜市で食べた水餃子と小皿料理。優しい。ちょうどいい…

台湾の食事は ①量少なめ ②辛くない ③油っぽすぎないで弱っている僕にはベスト。
食べた直後でも胃がもたれないので、そのまま市場に行って雑貨や食材探しにいって、散歩して、汗かいたらローカル温泉街行って地元のおじさんたちとお風呂入って…とよく食べよくしゃべりよく歩いて、お酒控えめお茶多めで健康な旅をエンジョイしました。

台北の近郊、坪林の山中で訪ねた茶園。天国だったよ….！

そして旅の中日。
ペギーさんのアトリエで市場で買ったフルーツの食べ比べをしている時に気づいたんです。

僕…….、潤ってる…..！

甘さ控えめで複雑な味わいの季節のフルーツたちから供給される圧倒的なアジアの潤い…直前のヨーロッパのチーズ×パン×ジャガイモの連続でカサカサに乾いた自分に染み入るしっとりした優しさ…身の丈に合わない大きなプロジェクトやお店の事業ですり減った生きる力を滋養する恵み……戻ってきた….ただ一度きりしかない人生をじっくり味わうための感性と心と胃腸の余裕、すなわち生きる力…！

バリエーションも味も豊かな台湾のフルーツ事情。さいこうすぎる

台湾にいた数日間でスイス〜北イタリアの硬水でバサバサになっていた髪と肌がツヤツヤになり、食欲が出てきて、通りで出会う景色やものを「可愛いィィィ！」「美味しいィィィ！」「尊いィィィ！」と愛でまくって心もツヤウヤ潤いました。嬉しいﾃﾞｽ

ペギーさんのアトリエで台湾の発酵食の作り方を習いました。僕の活動の原点を思い出すような良い時間

沖縄の友人、作家編集者の三枝さんとも合流してお茶と料理を堪能しました

ところでなんで台湾に行ったのかというとだな。
来年の春前に発酵デパートメント総力をあげての台湾大キャンペーンをやるからなのです。
3-4ヶ月間のあいだ、台湾の発酵食材や発酵ランチ、台湾の食文化が学べるワークショップや台湾コラボの可愛いオリジナルグッズがお目見えします。みんな楽しみに待つべし！

「ヒラクさんの本、賞を取ったりして台湾で人気なんですよ！」と話は聞いていたのですが、ほんとに本屋さんやレストランに僕の本が置いてあって感動！写真は台北のブックカフェで自分の本を見つけてびっくり！の場面

ペギーさんはじめ台湾でお世話になったみなさま、多謝！