ヨーロッパツアー無事終了!400人に日本の発酵文化を伝えてきたよ
6月中旬から末まで二週間、ヨーロッパ講演ツアーにいってきました。
チェコ・プラハ
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ハンガリー・ブダペスト
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フランス・パリ
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スペイン・サンセバスチャン&マドリッド
のルートで講演&WSを計8回・400名超の人に参加してもらってどこも大好評だったようです(特にブダペストとパリの講演会は観客約100名ぐらい。すげー!)。
ブダペスト一発目の講演会は超満員で100人くらいお客さん来てくれました。古代漢字や日本各地の謎の発酵文化などマニアックな話の連発でしたが、客席見てみたらみんなニヤニヤしながら聴いていて「もっとマニアックなこと話し給え」というグッドバイブスなお客さんたちでした。夕方からまたイベント! pic.twitter.com/Sz1Dpr1y7P
— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) June 19, 2019
パリの日本文化会館での講演、とっても好評でした。古代漢字から始まり、神話、農業史、微生物学を経由して47都道府県の知られざるディープローカル発酵文化の紹介、そして社会運動としての発酵の勃興まで1時間半語り倒しました。講演会なのに終わった後ブラボー!という声が。みんなありがとう。 pic.twitter.com/NBntZnRT8G
— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) June 23, 2019
これ、割と成果出したと言えるんでないかしら?
今回は人類学的&科学的に発酵を紐解く講演会と、歌って踊るワークショップのセットが多く「ディープ&キュート」の二本立てとなりました。
パリではマルチカルチャーな参加者と一緒に親子で麹ダンス踊りました。みんなキュート…!
各国で本当にたくさんの反響と感想をもらい、さらには僕の本の翻訳版出版や発酵ツーリズムの巡回展のオファー、来年以降の長期滞在のオファーももらって本当に夢のよう。嬉しいぜ。
ちなみにハンガリーでForbes Hungaryの取材受けたんですけど、謎にオーバースペックすぎる凄腕カメラマンが来てくれて、人生初の「クリエイターポーズ」でポートレート撮影してもらいました。記事もめっちゃ持ち上げてくれていてちょっと恥ずかしい…
そしてパリでは十数年来の旧友たちと再会。
パリでは15年越しの友人に会えて本当に嬉しかった。今回の日本文化会館の企画で最初の窓口になってくれたガエル、はじめて会った時は大学生だったのに、いまや二児の母で素敵な女性に。パリに渡ったばかりの時にいつも相談役になってくれたベルヴィルのサミールも全然変わってなかった。嬉しい(>_<) pic.twitter.com/o2NB8ih5hT
— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) June 23, 2019
そしたらしばらく錆びつきまくっていたフランス語が突如復活し、パリでのワークショップは通訳なしでもわりと頑張れました嬉。と同時に的確な表現のフランス語に訳してくれるプロ通訳者の技術に感動…!来年は僕だけでレクチャーできるといいなあ。
パリ・ベルヴィルの街角で。お絵描き大好きのノワゼットちゃんと音楽家のマキさん。
たった今フランスからメール。『日本発酵紀行』フランス語版出したい!と連絡。やったー!タルマーリー女将の麻里子さん @talmary_mari 素敵なご縁どうもありがとう。嬉しいデス
— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) June 27, 2019
もしかしたら来年は夏から秋にかけて長く滞在して仕事するかもしれません。それまでに翻訳が終わって本が出版できるといいんだけど…。
サンセバスチャンのワークショップとマドリードでの講演2days無事終了!どちらも食のプロフェッショナル向けだったので質疑応答が無限に盛り上がりました。詳細全く知らないまま行ったスペインツアー、結果的に最高でした。また戻ってくるよ!
(スクリーンには酵素のチャートが…笑) pic.twitter.com/wAI1Off5R2— 小倉ヒラク | Hiraku Ogura (@o_hiraku) June 25, 2019
スペインではシェフ相手にワークショップとレクチャーを開催。たまたまサンセバスチャンにバカンスに来ていた編集者のイマイくん夫妻と合流。パートナーのゆきこさんはなぜか助手としてワークショップに駆り出されることに…。バカンス中ごめんね。
ハンガリー・ブダペストチーム。国際交流基金の多田さん、通訳のイングリッドさん、会場の準備してくれたマキスティーブンソンさん、スタッフの皆さまどうもありがとうございます!
フランス・パリチーム。プログラム全体のコーディネートしてくれたマキさん、杉浦館長、通訳のお二人とワークショップ仕切ってくれたマスネリさんどうもありがとう!
スペインチーム。コーディネーターの松嶋さん、バスクとマドリードの食科学大学の皆さま、ゆきこ助手、お世話様でした。
そしてなぜかパリで新著の出版イベントをやっていたカリ〜番長の水野さん。来年は一緒にフランスでイベントやりましょうね。
それではヨーロッパの皆さま、来年もお世話になりまーす。