アニメ制作環境をアップデートするぞ。

アニメ制作環境をアップデートするぞ。

もうすぐ新しいアニメの制作がはじまる。ワクワク。

「手前みそのうた」をつくったのは二年半近く前。

そのときは、スケッチブックにB5の鉛筆で一枚一枚絵を描いてスキャンして色付けして、それをアドビのAfter effectという動画編集ソフトで取り込んで作った。プロの人が使っている超高性能なソフトなんだけど、「手前みそのうた」はつまり紙芝居なので、その性能の3%ぐらいしか使っていない。

なので、次回は大幅な技術のイノベーションを画策するのだ。

具体的には、ペンタブレットの導入と、作画専用ソフトの導入。これだ、これしかないッ!

まず、紙で一枚一枚書いていくと、スキャンする時間だけで膨大になる。前回は800枚強だったが、次回はおそらくそんなものでは済まない。ならばペンタブレットで直接画面に絵を描いてしまおうという算段なのです。さらに、今までだと、一枚一枚の絵をゼロから描いていたので、動きがズレたり飛んだりしてしまう問題があった。これは、作画専用ソフトで解決したい。つまり、よくアニメーターの皆様がやっているような、トレース台に半透明のセル画を重ねて、前のコマと次のコマと重ねて滑らかにアニメーションするようにしているでしょう、アレをPC上で再現したいの。

…と妄想しつつ見当つけたのがこれだッ!

 

wacomの『Intuos Pen & Touch Comic』というペンタブレット。

色々調べてみると、初級〜中級者用ながらちゃんと高性能で、しかもアニメの作画ツールとして使える『Clip Studio』というソフトも付属してくるらしい。

(プロ用のタブレットになると、値段と大きさが数倍になる。それはちょっとムズカシイ。。。)

今のところこいつを導入したらば、僕ひとりでも最強に強まってナイスすぎるアニメが作れることに疑問を挟む余地はないんだブラザー!! 前作の128〜256倍のクオリティを実現してしまって「スゲエ…!! スゲすぎてもはや俺がペンタブレットで描いているのか、それともペンタブレットが俺に描かせているのか区別がつかねえ!!」という人格崩壊ゾーンまで突入するしかないッ!!くわッ!!

(どなたか「こういうツールを使ってこういうソフトで絵を描くとアニメを作りやすいよ」という知識&経験をお持ちの方、ぜひアドバイスお願いします。)



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小倉 ヒラク

発酵デザイナー。1983年、東京都生まれ。 「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちとプロジェクトを展開。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』など多数。