「選ぶ/選ばれる」ではなくて「気が合う」かどうか。
ヒラクです。こんばんは〜。
先週20日に募集期間を終えた「求む!森の蘇らせ人」求人。ようやく本日、応募の受付を終えることができました。
記事をリリースした当初は「5人応募があったら御の字だな〜」なんて思っていたのですが、予想をはるかに上回る応募をいただきスタッフ一同感動しまくっています。本当、海のものとも山のものともつかない小さな会社に目をかけてもらって感謝感激です。
さて。
というわけで、3月は応募いてくれた人たちとお会いするわけなのですが。
それに先駆けて、僕の「面接に対する考えかた」をノートしておきたいと思います。
「選ぶ/選ばれる」ではなくて、「気が合う」かどうか。
「面接」って言うと、「どれどれ、どんなヤツか見極めたろ」みたいな感じの印象があります。
で、その印象が「傲慢だな」と思う場合、逆張りで「いやいや、僕たちは応募者に選ばれているのです」みたいに主張したりする。
(ブラック企業じゃないか、成長市場にのってるか、とかね)
まあね。
どっちも間違いじゃなけいけど、必ずしも正解ではないよね。
思うに、面接って「気が合うかどうか」が本当に大事だとおもいます(←特にこういう出来たばっかりの小さな会社には)。
どっちが選ぶか選ばれるか、という「主体はどっちだ」の話ではなくて、オイラとアンタの間にある「感性の周波数帯」のチューニングなのよね。
僕個人の好みとしては、最初の時点で履歴書に書くような「スペック情報」はあまり頭に入れないほうがいい(←学歴とか資格とか職歴とか)。
それはなぜかというと、「事業モデルが変わると、スペックが陳腐化する」からだと思うんですね。
例えば「rubyがゴリゴリ使える」とか「フォークリフトを操縦できる」なんている技能があったとするじゃないですか。
で、その技能をアテにして一緒に仕事をしたとする。ところがある時、「システム開発の仕事はもうやらない!」とか「倉庫の仕事はパートナーの会社とやる」なんて方向性を変えた瞬間に、宝がただの石ころになってしまう。
合同会社++は、「事業モデルのアップデート」を頻繁に行うタイプの組織だと思われるので、専門技能ばかり求めるとバランスが悪くなる。
というわけで、ゴールを目指して時には走ったり、時には泳いだり、時には自転車こいだり…みたいに自分の依って立つスキルをスクラップ&ビルドしていく必要があるわけです。
じゃあそんなめんどくさい事を楽しいと思えるかどうか。
これが「気が合うかどうか」の基準だと思うわけです。ビジョンが面白いと思えるか、無限アップデートを楽しいと思えるか。
好きな格好で、気負わずお越し下さい。
続いて「どんな感じで面接に臨んだらいいか」についても事前にお知らせ。
えーと。
まずは服装は自由。++は基本スーツを着たりもしないので、ご自分の好きな格好でどうぞ。自信のない方は「なるべくキチンとしてそうな格好」を選べばまあリスクはないかと。
それで、次が大事ね。
面接の際は「自分のことを良く見せ過ぎない」ことが大事です。良く見せるためのテクニックを駆使すると、あなたじゃない誰かに似てきます。「気が合うかどうか」なので、「優れているかどうか」はあんまり関係ないです。
でね。僕思うんですけど、人の個性って「失敗」とか「弱さ」に宿るなと。だから、不安なこととか、自分が苦手なこととか、気負わずお話しください。僕たちも気負わずお話しします(一年目に赤字出したこととか、制度の不備とか)。
なにぶん出来て間もない、穴だらけの組織(&経営者)。
至らないところが山とあります。どれだけザルなのか、どうぞ遠慮なくお聞き下さい。朗らかにお答えします。
お互い見栄はって、一緒に仕事を始めた後に「え〜っ、そんなはずじゃなかった泣」なんて、イヤじゃないですか。
不安も弱さも、気負わずシェアして「気が合うかどうか」を見てみましょう。
それではみなさま、お待ちしております。
そして、友達にお知らせしてくれたたくさんの方々、本当に本当にありがとう。
新たな出会い、とっても嬉しいぜー。