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正しいやりかたなんてない。地域における「結果出したら梯子外される」現象の怪

ちょっと前にツイートしたことをブログにまとめておきます。
地域における仕事と結果の関係について。

結果を出すことの弊害

こないだ、山梨の友人ケイゴマンがうちに遊びに来た。
彼は市役所の職員の立場で富士吉田のまちづくりで大きな成果をあげてきたんだけど、突然の異動(←公務員あるある)。そこから次の道を探して退職、海外へ行くというチャレンジに踏切るそうな。

地域で公務員からジョブチェンジするってなかなか勇気いることだし、頑張れよ!
…と応援する気持ちと同時に、地方で「新しいことをやって結果を出す」ことが生み出す不条理も感じてしまったのだな。

地域の文化や産業に関わる事業は、「いわゆるビジネス」と違って「結果を出すこと」が結果を出した当人のキャリアを阻害することがしばしばし起こりる。
それがケイゴマンのような例だ。普通のビジネス原理では「結果を出したから、ガンガンやってもらおう」となるが、公共事業や地域の取り組みにおいては、見える結果を出した直後に突如担当を外されるという不条理な梯子外しが頻繁に起こる(ちなみに僕もそれで何度か辛酸を嘗めている。涙)。

ビジネス的な合理性が適用されない現場では「なんとなくの慣例」とか「決定権を持っている上司の感情や主観」によって人事や事業継続の可否が決まったりする(恐ろしいのは、その非合理性に誰も危機感を持っていないことだ)。

この梯子外しを喰らうと、よっぽど胆力がある/無神経なヤツ以外は「結果が出るような仕事はもうやめよう」となり、そして昇進して新しいことをやるヤツが出てくると梯子外しをするという「ミイラ取りがミイラになる現象」が起こる。

この困ったスパイラルッ…!あなたのまちで起こっていませんかッ…!?

自分のできることを、やれるようにやろう

もうちょっと話を続けて良いかしら?

若くて無鉄砲で有能なヤツが地域で面白いことやって結果を出すと「なるほど結果を出したのはいい。でも君のやりかたに問題はなかったかね?もっと根回しして正規のプロセスでやることだってできただろうに」と難癖つけてくるおっさんが出てくるが、おっさんの言う通りにやらなかったから結果が出た。

「結果もバッチリ、プロセスも完璧」というのは相当に高いハードルであって、そのハードルを標準にするから地域で何かやるヤツがいなくなるということにおっさんは気づいてないし、なんならそのおっさんはしばしば「結果出ない、プロセスもザル」だったりする。自分のやれるようにやるのが一番。

「正しいやりかた」なんてない。
今までにないやりかたで結果を出したのなら、「間違ったやりかた」ではなく「新しいやりかたを発明した」と胸を張ればいいんだ。

けもの道を行くことに自信を持て。結果を出すことを恐れるな。

 

【追記】ちなみに今回のエントリーは、友人に向けてはもちろん自分を励ますために書きました。がんばれ自分!

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