BLOG, ▶はたらくこと、生きること, ▶発酵文化人類学

実験&執筆三昧になるので、ブログ更新をゆっくりにします。

夏休みがあけたら、本をつくるのに本腰を入れなければいけないことがわかった。

ただいま絶賛大詰め中なのが、子どもの夏休み研究用の『発酵自由研究帖(仮)』。
小学生でも野生酵母をつかまえてパンを焼いたり、ワラと大豆から納豆をつくれるというファンキーな内容なのですが。今ちょうど夏休みの時期なので、キッチンで実験をして、写真を撮影し、イラストを描いて…というなかなか難儀なループに入っている。

8月中にだいたい終わる目処はついたのだけど、その後は昨年末の「微生物学の本つくりませんか?」という呼びかけに応えてくれたインプレスの井上さんとのMicrobiology本プロジェクトが本格始動になるのであるよ。

・朝日新聞の仕事の依頼が、あまりにも専門家を軽んじていた件について

この本もまた自宅で色々と実験をするので、秋以降もキッチンと書斎にこもることになりそう(さらにまたもや海外取材に出る可能性も高い)。

・発酵デザインラボ、実現するかも…? ロンドンとアムステルダムでバイオラボを訪ねてきました

ソトコトの連載もぼちぼち単行本にまとめる時期だし、greenzで秋過ぎから連続講座もやるので、2016年後半はひたすら実験&執筆三昧なのであるよ。

そしてそのモードになると、ブログを書く集中力がにぶってくることがわかった。
なぜなのかと考えていると、書籍用の情報というのは基本的に「ストック型」で、大して日常の時事ネタを好きなように書くブログは「フロー型」。そしてストック型の情報をアウトプットするためには、フロー型よりもはるかにリサーチと実験、そして裏付けが必要になる(しかも僕の専門、微生物学だしね)。

こっちに集中すると、フロー型のアウトプットが鈍ってくる。ていうか、何ページぶんかのデータと文章と図版を揃えるだけで結構消耗する。

というわけで、週3ペースのブログ更新をちょっとゆっくりにすることにしました。
なんかもうただでさえ暑いし、何にせよゆっくりしないと身体壊しそうです。

みなさんも体調気をつけてね。

【追記】こうやって「ブログ更新しないもんね」と宣言しておくと気がラクになって意外にちゃんと更新する可能性もあるかもしれないが、さてどうなのだろうか。

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