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さようなら、2012年の自分。

こんばんは、ヒラクです。いつの間にやら年の瀬ですね。
今年は本当に色々あった一年でした。色々ありすぎて、一年前はおろか、半年前もほとんど思い出せない有様です。そんなエキサイティングすぎる一年を過ごしたので、恒例の「今年の振り返り」みたいなことができません。
なので、今日は「とりたてて口に出す事件性はないけど、意外に重要だった変化」をリストアップして、今年を締めくくるぜ!
冷え性・低血圧が深刻化してきました。
朝の通勤電車に真っ青な顔で乗っている丸の内OLばりの低血圧・低体温体質がさらに進行し、今年に入って夜更かし&朝雨が降ってたりすると朝目が覚めても身体が動かないという現象が発生。しかも、目を覚まして体温が上がってくると「血液が流れ出す感じが痛い」という生まれてこのかた味わったことのない痛みを感じるように。この事態を重く見て、ちょっとづつ「冷えとり対策」を導入するようになりました。
料理に使う食材のクオリティがすごいことに。
おなじみ「甲州発酵物産展」や、山梨の有機農業先進地である北社市、++の地元三鷹市の有機農業と関わる仕事をした縁で、家の食料庫にはフレッシュかつオーガニックな食材がストックされるように。下手な外食に行くと後悔するほど自宅の食材が素敵なことになってきました。
オフィスがSMALL WOOD化しました。
もとは打ちっぱなしコンクリートの、わりと無機的なデザイン建築である合同会社++のオフィスが、森の番長沖倉さんと安田さんの手により「無垢の木」だらけに(テーブル→床→棚→壁)。部屋の造作に手は付けてはいませんが、これは実質「リノベーション」と言っても良いレベルでは…。呼吸する無垢の木に囲まれながらリラックスしつつ楽しく仕事ができたので、運気が上がりました(本当かよ)。
久しぶりにヨーロッパへ行きました。
20歳前後にしばらく住んで、ヒラクのアイデンティティー形成の一端を担ったヨーロッパの地(特にフランス)。今年、5年ぶりに再訪しました。当時は悲喜こもごもありましたが(めちゃ貧乏だったし)、ちょっとオトナになっての旅だったので、思いがけず極楽旅行に。たくさんの旧友とも再会し、能天気に「やっぱヨーロッパっていいね(ご飯もお酒も美味しいし)」と実感。来年も行きたいぜ。
友達や家族とたくさん遊びました(特に下半期)。
独立してから結構忙しくて思うように家族や昔からの友達たちに会えなかったのですが、法人化を機に仕事の仕方を再編成して楽しく遊ぶ機会をつくりました。
来年のテーマは「贈与経済」なので、頼れる人的リソースは親族と友達である。そんな打算に基づいて、ますます遊びの機会を増やしていきたいと戦略的に考えているのですよ。
ブログ更新を習慣化しました(10月以降)。
「己の思考の訓練」を目的に、10月からブログを頻繁に更新するようにしました。10月は10件、11月は22件、12月は16件の記事を書き、すっかり日課となりました。当初は「中途半端な記事を人様にお見せできねえ」と気張っていましたが、最近はすっかり「書きたい事を書くのみだぜ」と開き直りました。
毎日のように思弁を形に残していくという作業は面白いもので、ある記事を書いたその時からずっと「昨日の記事、言い足りないことがあったな…」と心の片隅に引っかかりを感じながらその日を過ごすことになります。そして翌日になると、「昨日の自分」に対しての返事や補足や反駁をブログに記すことになるんですよね。それはWEBサービスのβ版を何度もリリースしながらアップデートしていく行為にも似て、終わりのない、だからこそものすごくエキサイティングな作業です。
来年もそんな感じで、常に「昨日の自分」に対しての返事を返し続ける、その中から何かを積み上げていく作業を地道に繰り返す一年になるのでしょう。
ヒラクの激しく尊敬するアルベルト・ジャコメッティは繰り返し「歩き出そうとする人間」の彫刻を作り続けた。「自分が何かをつくる意味は、昨日の自分よりも前に進み続けること、それをかたちに残すこと」とジャコメッティは言いました。
僕も、そんな風に、「一歩でも昨日よりも前に進んでいく」人生を歩みたいぜ。
そんな想いを胸に、2012年の自分を見送りたいと思います。
明日は恒例の「年末パワースポット旅行(20人でバス貸切)」に行くので、これが今年最後の更新となります。本当に今年は良い年でした。みんなありがとう。
風邪に気をつけて年越ししてくださいね。

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