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睡眠とストレスに関する考察。

最近よく寝ます。
実は1年半ほど前までは、結構なショートスリーパーだったのですが、最近は一日平均8時間は寝ています。先日に至っては、午後12時に就寝するやいなや、のび太のごとく超高速で睡眠に入り、そのまま一度も目を覚ます事なく翌日の午前12時まで眠り続けました。夢も見ず、「ああ?、そろそろ起きなくては」という罪悪感すら感じず、死んだように爆睡。
はてこれはいかなる現象なのか。
1年半前から考えると、実は仕事時間も短くなっているし、ストレスも減っているはずなんですね。休みもこまめに取るようにしているし。以前の僕から考えると、こういう状況になれば「ますます寝なくなり、よく働きよく遊ぶ」モードに入っていたはずなのですが(会社勤め&ゲストハウスに住んでいた頃は、しょっちゅう下北界隈で終電まで飲んで、さらにゲストハウスに泊まる世界の馬の骨たちとバカ話で盛り上がり、翌朝7時くらいには起きて出社していた。体力あったね)。
さて。この現象を分析してみるに、考えられる要因がいくつかありそうです。
まず、「仕事の質が変わった」。これが一番の要因っぽいですね。以前までは、いわゆるデザインの「手を動かす作業」が多かったのですが、最近は「考えることと、決断すること」が中心になってきています。だから、「時間あたりの作業効率」ではなく、「集中力」が重要になってくる。つまり、どれぐらい時間をかけたか、という「量の問題」から、どれだけ知性をよく働かせたかという「質の問題」になってくる。
となると、朝から夕方まで「いかにリラックスし、愉快な心持ちで、思考がよく回転する状態をキープするか」ということを心がけるようになるので、「よく寝てスッキリする」という選択肢を、無意識にとるようになると見た。
もう1つ考えられる可能性が、「ストレス耐性が低下してきた」ということです。
安田さんとともに始めた「++セッション」という能力開発ワークショップのなかで「人間の潜在能力をフル活用するには、ストレスフリーになることに限る」という法則を発見してから、僕も意識的に「ストレスを感じるものを止める、減らす、避ける」という事を実験してきました。
その結果、減らした後になおも残ったストレスを「敏感に」感じるようになるので、ますますそのストレスを減らそうとするポジティブフィードバックがかかり、ますますストレスが減り、それでもなお残ったストレスを「敏感」に感じるので…という無限連鎖の果てに、「ストレス耐性が下がる」という現象が起きます(だって、ストレスを感じている状態に耐えられなくて色々対策しちゃうんだもん)。
で、そんな無限連鎖のなかである日気づいたんですね。「寝不足というのはストレスである」と(偉そうに書いてないではやく気づけよ)。その他にも「おざなりな食べ物を食べるのはストレスである」とか「反論できないロジックをドヤ顔で繰り出してくる人と話すのはストレスである」とか、「正論すぎる批判を『はいはい』と真面目に受け取るのはストレスである」等々、今までの人生でストレスだと感じていなかったものが、実は「ストレスであった」ことに気づいていくわけです(汗)。
ストレス耐性が下がると、それに反比例して身体感覚が鋭敏になってきます。「オレは、気持ちいいことしかやんねーぞコラ」と、プレッシャーをかけてくる。その結果、「よく寝る子」になり、「自炊に情熱を燃やす人」になり、「好きな人にしか愛想よくしないワガママ男子」になり、お気に入りのものや場所をリピートするので「毎日だいたい同じ場所にいて同じ人と同じことをやっている意外に保守的な人」になり、その結果ますます「よく寝る子」になる…という連鎖が続き、ますますすストレス耐性が低下します(安田さん、ご指導ご弁達どうもありがとう)。
さて、そんな「無敵のストレスフリー」のヒラクにも、まだ1つストレスが残っています。それは、「ストレスを撲滅せねば人民は解放されぬ」という「ストレスフリー原理主義」の脅威です。ストレスを感じる自分を「そんなことでは革命は成就されない。党大会で自己批判をするべし」と貶め(何の党だよ)、あげく「ストレスをストレスと感じぬ愚鈍な者は粛清すべし」と、暴力的エグゼキューションに及ぶ(誰をだよ)自分が怖い。
だってさ、生きてるといろんな事があるじゃん。自分ではなんともできない事もたくさんあるし。
ストレスも、人生のスパイスだよ。だから、いつでもウェルカム!!
…と言って手を広げた瞬間に、マッシブなストレスの塊が四方八方から飛んでくるのであった。

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