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発酵物産展を開いた理由

みなさま、こんにちは。
年を越さないうちに、甲州発酵物産展のお話をまとめてしまおうと思います。
この記事は、物産展に関わるなかで生まれてきた「地域が変わるスイッチ」の青写真として読んでいただければ幸いです。
どうして発酵物産展を開いたのか?
全ての始まりは、甲府の老舗五味醤油との出会い。
郷土食と地域の文化を愛しまくっている五味の若旦那と一緒にお味噌のブランド作りやイベント、PRをやっているうちに、いつの間にか味噌だけじゃなく、山梨全体を巻き込んだ物産展へと発展していきました。その時の、工作室が考えたのはこんな事でした。
【イベントの打ち出しかた】
■ 甲州のステキさを、甲州の外で伝える
「当たり前じゃん!」な話ですが、これが意外に山梨では無い話だったのです。県内でやっている楽しいイベントはあるのですが、ややもすると内弁慶になってしまう気質の山梨。だったらここいらで東京にアピールするイベントをやったろうかいと思ったのがまず最初のきっかけでした。
■ 物産展はエンターテイメントだ!?物産展アート化計画?
物産展といえば、ズラリとブースや屋台が並んで、そこを歩きながら試食やお買い物を楽しむ感じ。それも楽しいのですが、もっと編集的要素を突っ込んで、一つの舞台のように楽しめる一貫した構成を実験してみようと思いました。さらに、モコメシさんの華やかなフードや、ゆにちゃんの歌、映像やダンスを盛り込んで、アートイベントとしても楽しめるのはどうかと考えました。
で、どうせだったらアートの最先端スポットでやってしまえ!と思い切ったわけです。
■ 甲州グルーブが、3331をジャックする!?顔が見えすぎるぐらい見える物産展?
山梨には、東京とは違う独特のノリがあります。人懐っこいのと同時に、どこかニヒルで突き放したそのグルーブ感を東京のスノッブな場所にぶっ込んでみたい!というアナーキーな衝動がありました(笑)。生産者のアツさや、地域の有名人の「これぞ甲州人!」という、目には見えない「キャラクター」みたいなものをリアルに感じてほしかったのです。
上記の三つの要素によって、まずは東京人に「なんかよく分からんが、甲州がアツい!」と思ってほしかったのです。これが「打ち出し方」で、次に「波及効果」も考えました。
【波及効果】

■ 地域のなかで「山梨って何じゃろか」と話しあうきっかけをつくる
何事も、発表する機会と締め切りがないと、人は能動的にならないもの。なので、年に一度の物産展をきっかけに、地域の生産者や行政、街づくりに関わる色んな人のあいだで「で、山梨ってどんな地域?」「自慢の物産って何?」「どんな風にすれば、外の人たちに魅力を伝える事ができるのだろう」という具体的な議論が始まるきっかけになれば…と考えました。
上から降って来た指針より、自分たちで作った指針のほうが、多少不器用だって結局長続きするんだと思ったのです。だから、地域に住む一人一人が、肩書きをこえて自分の土地のことを考える。そんな機会であればと願っています。
■ 県外の人と直接コミュニケーションをとる事で、客観性を持てる機会にする
今回の物産展では、出展してくれた人やプレゼンテーター、司会などたくさんの人が人前で自分の話(手前味噌!)をしてくれました。他人に伝えることで、自分のことがもっとよく分かるようになるので、「この話はウケる」「この話はイマイチだった」というフィードバックを受けて、それぞれの強みに気づく場となればと考えました。
■ 毎年やることでプロジェクトチームを作る
当日の会場で「来年もやります!」というチラシを作りました。
これによって、「来年を見越して、チームを作ろう!」さらには「チームを組むからには事業化」をしよう!という流れが、山梨の中で起こればいいなあと考えました。さらにさらにあわよくば、この物産展にあわせて新商品開発が行われるようになれば、さらにイケてるぞ…とも思っています。
■東京と山梨で力を合わせてやるぞ!
今回の出演者と当日スタッフは、東京と山梨両方からのメンバーが関わっていました。
「地域間交流」なんて言うとなんだかよくわかりませんが、お客さんはもちろん、物産展のスタッフからしてもう交流しまくってしまえばいいのだと思います。「同じ釜の飯を食う」じゃないですけど、やっぱり一緒にお祭りを作って行くと絆が深まるものです。
…と、今回の物産展を終えてみての雑感です。
こうやって書き出してみると、立派な思惑を持ってやったみたいですが、実は後付けや、やりながら気づいて行ったこと、スタッフと話しながらわかったことなど、僕の脳内というよりは、人との出会いのプロセスの中から出てきた「ナマ」なアイデアで動いて行きました。
今回だけで終わらせるにはあまりにももったいない今回の物産展。
来年はさらに濃い仲間たちともっとぶっ飛んだイベントにしたいと思っております。
来場者とチーム山梨&出演者の皆様に愛を込めて。
僕は甲州が好きだ!大好きだーーーー!!!

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