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全部見せます!合同会社++2013年度経営計画

合同会社++の経営状況を、包み隠さず公開します!

2012年6月の創業時、頼まれてもいないのに知り合いみんなに送りつけた「事業計画書五カ年ぶん」。5年後売り上げ5億円、スタッフは30人!と全く根拠のない目標を立てて会社を始めてから1年が経過しました。詳細はこちら(PDF)
「…で、その後どうよ?」

はい、お答えしましょう。
まずは、2012年度のフラッシュバック!

—————————-<2012年度振り返り>——————————-

2012年度総売上:18,950,000円(1000円以下切捨)
当初の予想売上:22,000,000円←ちょっと届かず!

利益率:0%(というかマイナス!)
当初の予想利益率:5.5%(1,200,000円)←ぜんっぜん届かず!




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以上が2012年度の合同会社++の決算報告(だいぶ端折ってますが)であります。さて。これを読み解くに、良いニュースと悪いニュースがある(もうこのネタ古いか)。

まずは、悪いニュースから行きましょう。

▶赤字出しちゃった!

えー、応援して頂いている人には大変申し訳ないお知らせですが、赤字出しちゃいました
主な原因は、会社を維持するのには個人事業主より断然お金がかかることを知らなかったことと、小売事業のSMALL WOOD TOKYOを始めたため、商品の仕入価格が予想外にかさんだことの2つ。創業時の資本300万円が吹っ飛びました。

▶当初の目標売上に届かず…

当初予定していた2,200万円を達成できませんでした。原因としては、売上の推移グラフを見ていただければわかるように、上半期にぜんっぜんお金を稼げていないことがあります。会社の仕組みを整えるのが予想以上に大変(経理とか資金繰りとか受発注の仕組みとか)で、売上をあげる仕事に注力できなかったんですね。これも「無知」が最大の原因です(とほほ…)。

しかし!よく見てみると良いニュースもあります

▶2013年に入ってから売上が急増!

売上推移グラフを見てください。2013年2月あたりから売上がどんどん上がっています。原因としては、会社の仕組みが整って、2012年の後半から始めた広報や「手前みそのうた」のヒットがじわじわと効いてきたのが考えられます。なお、この頃から今まであまりやってこなかった、WEBや商品開発、空間などを含めてプロデュースする仕事が増えていきました。

▶SMALL WOOD TOKYOが急成長!

2012年秋から始動したSMALL WOOD TOKYOが、年明けから驚異の急成長。デザイン制作に並ぶ勢いで売上が上がっていきました。これには++のスタッフ一同もビックリ。当初、2013年度からゆっくりと育てていくはずだった「小売事業」がフライングで展開していきました。

はい、以上が2012年度の振り返りでした。それでは、2013年度の目標はいかに!?

—————————-<2013年度目標数値>——————————-

2013年度総売上:72,000,000
当初の予想売上:38,000,000円←約二倍!成長率前年比380%
目標利益率:10%(7,200,000円)
当初の予想利益率:約5.0%(1,800,000円)←約二倍!失った資本金を取り戻せ!

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「何ッ…!前年度目標達成できなかったクセに、強気の上方修正↑だとッ…!!」
「楽天的にも程があるぞキミ。エビデンスを見せたまえ!」

そんな突っ込みが聞こえそうですが、強気で答えます。この数値は目標というか見込みです。
だって、2013年度前半からの流れで見てみてください。

8月確定の売上は480万円近くまで到達しています。これを単純に12倍するだけで、5,800万円弱。
すでに当初の目標を上回っています。新オフィスリフォームの大工仕事をこなしながらの数字なわけで、引越を終え、より仕事に集中できる環境もできた。となれば、ここからまだ伸びるのは必然ッ…!!
では、この7,200万円を売り上げたときのシミュレーションをしてみましょう。

☆SMALL WOOD TOKYOの売上が、制作企画を上回る

推移グラフをご覧の通り、SMALL WOOD TOKYOの売上が2012年の主力事業だった企画制作を上回っていきます。小売業は「仕組みで動くビジネス」なので、販売管理の仕組みやマーケティング・営業の仕組みができていくと、個人の働きに依存せずとも売上が伸びていく(ことに最近気づきました)。
ただし、SMALL WOOD TOKYOの仕入れ原価は森の再生のための投資分を乗せているので、これぐらい売り上げてようやく制作企画のクライアントワークと釣り合いがとれる塩梅になります。

なので、支出の内訳をご覧の通り、人件費をはるかに上回る仕入れ価格(うーん、小売メーカーっぽいグラフだぜ)!

☆ワークショップが、クライアントワークの名物に

「デザインプロセスに、ワークショップを組み込もう!」と提案してから、オリジナルの「++セッション」を様々なクライアントの方々に導入してもらっています。単純なデザインの成果物だけでなく、経営課題の解決とクリエイティブが融合する「++型デザインプロジェクト」を定番に。支出の内訳を見ていただければおわかりの通り、クライアントワークの売上の総額1/3ぐらいは、ワークショップになります。

☆場所とひとに投資する。

まあ「当たり前じゃん」という話ですが(汗)。
とりあえず日銭を稼ぐのが精一杯だった初年度から、2年目は会社の成長を促す投資用の予算を組み込みます。その筆頭が新オフィス。赤字を出しているにもかかわらず資金を突っ込み、SMALL WOOD TOKYOのショールームとみんなが集える心地良いオフィス作りました。そして下半期に投資するのは「ひと」です。どんどん増える++の仕事をトゥギャザーできるブラザー&シスターを募集するぜ!

さあ、それでは最後に2013年度の合同会社タスタスの年間テーマはこれだッ…!!

「えっ、今までマジじゃなかったの?」
「…ていうか、当たり前じゃん。」

そんな突っ込みがまたもや聞こえてきそうですが、僕達にとっては重要なスローガン。フリーのクリエイターが集まった「個人事業主集合体」から「チームで勝負する組織」になるぞ!という決意です。

一見自由でイケてるそのスタンスを変える理由は、「地と人をつなぐ仕事=地営業」を「マジでビジネス」にしたいから。そのために、しっかりと組織の足腰を鍛えて、利益を出して資本金をプールする。場所や人やモノに投資して、5年後5億円を達成して「地と人をつなぐ仕事」のモデルをつくる。

上場しているわけでもないのに、皆様に経営状況をお伝えするのも同じ想いからです。

よりよい未来をつくるために、「嘘をつかない仕事」を成立させていくのは、現状とても難しい。だけど、もし実現したとしたら「一歩踏み出せずにいる人たち」も同じように仕事をできるかもしれない。そうしたら、本当に世界は変わる。

で、そのなかで色んな人達と試行錯誤のプロセスを共有していきたいのです。成功に至るまでは、山ほどの失敗とか、パッとしない時期(←いまココ)があって、それも含めて合同会社++という「おはなし」を知ってほしい。

上手くいったモデルだけパッと出して「はい成功事例です」なんて、つまらないじゃん。上手くいかないときの葛藤とかあがきとか決死の決断が、ドラマチックだし、参考になる。

今僕たちがしていることは、時代の必然によって導かれた「世界のあちこちで芽吹き始めている種」の一つ。だとしたら++に起こる出来事は、これからのあなたの「おはなし」でもあるかもしれない。

僕たちにとっての「良い組織」とは、共感できる組織」のこと。

そして「共感」という気持ちは、僕たちとあなたが、嬉しいこともツラいことも悔しいことも分かち合って、それぞれの「おはなし」を紡いでいく過程に生まれていくものだと思うのです。

スマートな会社でなくても、最先端の会社でなくてもいい。
あるときふと「合同会社++があるぐらいだから、この社会もまだまだ捨てたもんじゃない」と思ってもらえるような会社でありたいと思います。
応援してくれている全ての人、本当にどうもありがとうございます。

引き続き、合同会社++をどうぞごひいきに(地と人をつなぐ仕事、いつでも承ります!)。


2013年9月6日 合同会社++共同代表社員 小倉ヒラク記す

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