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何か、良い流れが来ているぞ。

こんばんは、ヒラクです。季節はすでにして師走。SMALL WOOD TOKYOのECサイト制作大詰めでドタバタ…なので、今日はとりとめのないことを徒然と。
昨年、シンガーの森ゆにちゃんとつくったアニメ「手前みそのうた」ですが、近日テレビの全国波で放映されるです(出たいね?と言ってたら実現してしまった。言霊の力恐るべし)。1月下旬放映の予定だそう。詳細諸々は、年明けにまた。番組スタッフのみなさま、どうもありがとうございます。ゆにちゃん、良いご縁になると良いですね。放映された暁には、チーム甲州発酵物産展でお祝いいたしましょう。
で、本日は合同会社++のオープンオフィスDAY。SMALL WOODのプロダクトを注文しにきた女性や、前職のあきゅらいず美養品の後輩、ヒラク姉、大学時代からの友片桐くん等が次々と来訪し、良い感じににぎやかです(今このブログを書いている最中も、片桐くんがヒラク姉に保険の相談をしている)。
思えば独立以来、僕は基本一人でひっそりと仕事をしてきたので、最近の「だんだん会社っぽくなるオフィス」にいるのが楽しかったりする。
一人でコツコツ仕事をすると、確かに効率はいいんだけど、僕は「世間話」とか「与太話」とか、一見ムダな会話が大好きなんですね(そのかわり、一見大事そうな「会議」があんまし好きじゃない)。というのも、分析してみるにヒラクの思考には大きく分けて2つのモードがあって、それは「フレームワーク」的なモード(司会やファシリテーション、クライアントさんのヒアリングをする時は、このモード)と、「フリーハンド」的なモード(これが「世間話」とか「与太話」に属する)の2つ。
「仕事をする」というと、前者を思い浮かべるのですが、このモードって「迷わない」「逸脱しない」「集中させる」みたいなことに心を砕いている状態で、いわば様々な概念を食材に見立てて「料理」をしている状態にあたる。けれども、料理のためには「素材」を仕入れることが必要なんですよ。「フリーハンド」的思考は、「仕入れ」をするために不可避なのです。
何もオブリゲーションを設けない、何も強制されないし、目的もないし、楽しいことに向かって思考を無軌道に飛ばしていく。しかもそれを複数人でやる。そうすると、思いもかけない角度から色んな情報が飛んでくる。「おお、そんなこと人生のなかで考えたことなかったな」と心が揺り動かされるのです。数年前、京都のとあるアングラなバーでたまたま隣り合わせた怪しいお兄ちゃんに「ネオン管から出る光の波長を音楽にしてるねん」と自己紹介された時に「ネオン管を楽器に見立てることなんて、今までの人生で体験したことなかったな(そしてこれからも無いかも)」みたいなことを感じて猛烈に感動してことを、ヒラクはよく覚えているのです。「120%自分が思いつかないであろうことを、深く激しく追求している求道者」。これこそが文化人類学徒たる「デザイナーのフリをした学者」が遭遇したくてたまらない対象なのです。
…で話がちょっとそれちゃったけど、「世間話」と「与太話」って、見知った人から突如として文化人類学的「他者」が出現する可能性のある、素晴らしいチャンスなのです。
というわけで、++の事務所では今この瞬間、各自がめいめいに勝手な作業をしたり話しこんだりしているのですが、そのノイズをマイナスイオンのように感知し共有し、今後近い将来に展開するであろうビジネスアイデアとか表現・創作のインスピレーションの源泉としているのです(と勝手に決めつける)。
僕、そういう場所をつくりたかったんだよな?と、今日は感慨深いものがありました。
みんな、オープンオフィス毎月やるから、遊びに来てね。

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