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サッカー発酵代表を考えてみた。

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先日facebookでサッカーに関する投稿をしたら、鈴木 裕也さんから「発酵食品でベストイレブンを決めませんか」というお題が出て大変に盛り上がった。あまりにも楽しかったので、ブログでアーカイブしておくぜ。

これがヒラク選出のサッカー発酵代表だ!

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フォーメーションは3-4-3。超攻撃的なトータルフットボール(発酵)である。

クライフをその祖とし、チリ代表のビエルサやバルセロナのグアルディオラを進化系とするエンターテイメントとしてのフットボール(発酵)を目指す。

最大の武器は右サイド。
ドイツの守護神ノイアーもビックリなGKこうじの繊細なつなぎからDF味噌の着実なビルドアップ、MF醤油がトリッキーな散らしからFW日本酒のロッベンばりのカットインでフィニッシュする「世界一攻撃的な右サイド= JAPAN麹ライン」。
センターフォワードは納豆。前線での粘り強さと圧倒的な破壊力が持ち味だ。納豆から放たれるシュートは、キーパーが掴んだと思ってもその手をヌルっとすり抜けるのが特長。ただし気性が荒く、敵味方問わず周りのプレーヤーに菌を繁殖させてネバネバさせてしまうことも。

トップ下として攻撃を牽引するのはチーズ。カマンベールからチェダー、モッツァレラなど、多彩な足技が特徴である。特にセットプレーから放たれる無回転青カビ発酵はスタンドを熱狂させる。左サイドはヨーロッパ組で固め、左ウィングのワインの右足(白)でも左足(赤)でもこなせる流動的なポジションチェンジがキーだ。攻守の切り替えのキーマンは酢。シンプルながら酸味の効いたプレーでゲームを引き締める。

「全員攻撃、全員守備」をモットーに、ありとあらゆるポジションから自由自在な発酵を繰り出すのが特徴だが、弱点としては上がりすぎる味噌の背後のスペースを付かれる点にある。その場合、ヨーグルトがボール(腸)に届くために、しばしば致命的なファウルを犯すのが難点か。

対する鈴木イレブンはこれだ!

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フォーメーションは4-2-3-1。堅守をベースに、高速カウンターが持ち味のバランスフットボール(発酵)である。

『モウリーニョチェルシーを参考にDFは堅く、サイドは攻撃参加もできる。奥深さをボランチに置いて繋ぎ役。攻撃のタクトは洋の三銃士に。そしてトップを主食のパンに
麹とキノコはスーパーサブに』(←鈴木さん談)

むむむ…!プレミア型の激しいフィジカルとスピードを重視したチーム作りだぜ。
最大の特徴は、4枚のDFラインの前に並んだ2ボランチ、紅茶と日本酒である。とりわけ紅茶はイングランドらしい「Box to Box」、全盛期のジェラードやランパードを彷彿とさせる豊富な運動量が持ち味で、自軍のペナルティエリア(Box)から敵軍のペナルティエリア(Box)を一気に駆け上がる。発酵界で言うならば、インドのセイロン(Box)からグレートブリテンの首都ロンドン(Box)の移動のあいだに、茶葉がかぐわしく発酵する。
ペアを組む日本酒の「複式並行発酵」によるチャレンジ&カバーにより、バイタルエリアでの敵の発酵を一切許さない凶悪なボランチペアである。

攻撃のキープレーヤーは左サイドのヨーグルト。腸内(フィールド)におけるボール回しを活性化させ、免疫力を高める。
見逃せないのは右サイドバックのメンマ。中国超級リーグのベテランが初招集となった。タケノコを乳酸発酵させることにより、一気に中盤を追い越し、精度の高いクロスを上げる。

盤石のDFライン+2ボランチの守備からゲームを組み立て、一瞬のスキをついて高速カウンターを仕掛ける「リアクション型発酵」の最高峰であると言えよう。
ただし、相手に先制点を許すと発酵が前がかりになり、ゲームプランを崩すことが多い。

マッチレポート

最強の矛と盾の戦いである。
立ち上がりはゆっくりと発酵する。ヒラクイレブンのCF納豆のヌメりをを鈴木イレブンのDF味噌と酢が抑えこむかたちになる。前半15分、執拗なマークにあった納豆がペーハー値を5.0付近まで上げ、味噌と酢をヌメっとさせイエローカード。強気のポストプレーができなくなる。
しかし鈴木イレブンも攻め手をかき、前半は0-0。

後半に入ると一気に発酵がヒートアップ。鈴木イレブンのスーパーサブ、キノコが大きな仕事をする。厳密には発酵食品ではないが、カビ類の近種ということで出場。ヒラクイレブンの菌の増殖速度が落ちるなか、急速に菌糸をのばしミドルシュートを放つ。
GKのこうじが懸命にのばした胞子も一歩届かず、鈴木イレブンの思惑通りの先制。
★★★GOAL!!★★★

プラン通りに発酵する鈴木イレブン。日本酒→守備の堅さに定評のあるかつおぶしの交替で5バックにフォーメーションチェンジ、逃げ切りを図る。

しかし、後半アディショナルタイムに今一度発酵の山場を迎える。
猛攻をしかけるヒラクイレブン。後半途中出場のガーナ出身のチョコレートによるコーナーキックのスイートな弾道に、同じく途中出場のくさやが強烈な匂いを放っておとりとなり、後方から走りこんだビールがホップを効かせたクイックなトラップから、切れとコクのあるシュートを放つと、GKの醤油さしをはじき飛ばして同点。
★★★GOAL!!★★★

試合終了寸前のゴラッソに二酸化炭素とエタノールを爆発させるヒラクイレブン。
勝敗のゆくえは、2ndレグに持ち越しとなった。

 

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