▶デザインを掘り下げる

それは、かつて誰かが解いた答えでは?〜「答えを探す力」について考える

「ググり力」高めのヒラノくん。「チワワ 眠気 覚ます」と検索しているとかいないとか…

3月から++でバイトしてくれているヒラノくんは、「google検索能力」がすごーく高い。

いいことだね。

何かわからないことがあると、「googleで調べてみます」といって自分で答えを探してくる。「googleで探せることが全てじゃない」とか「人とか本とか一次情報にアクセスしなきゃダメ」とか、よくある一般論はいったん置いておいて。今日は「答えを見つける力」について考えてみます。

それは本当に特殊解なのだろうか?と常に問う習慣。

日々仕事をしていると、「ドツボにはまる時」があります。
これはどういう状況かというと、「答えが見つからなくて堂々巡りしている状況」なんですけど、言い換えれば「きっとこの問題にはものすごーく特殊な答えが必要に違いない」なぜか思い込んでいるだけだったりするんですよね。
つまり、オレのこの特殊な悩みには、同様に「特殊解」が必要なのだと。

ヒラノくん「あ、ヒラクさん。それググってみたら、5件ぐらいエントリーありましたよ」

ヒラクさん「……そうだよね。そりゃあね、日本には1億2000万人ぐらい人がいるわけだし、5人くらいはそりゃあね。同じことで悩んでいるよね。」

てなことになります。でね、僕が何を言いたいかというとね。
「答えを見つけることに秀でた人」とは、「特殊解」だと思いこんでいたものを、「一般解」にするのが上手い人、ということ。
で、それの一例が「google検索能力の高さ」だったりするんだよね。

wordpressのプラグインが上手く動かない。プランターのサイズをDIYで調整したい。床下に見たことない虫が大量発生している。
こういうの、たいがい誰かがどこかで悩み、答えを導き出しています。つまりすでに方程式の解かれた「一般解」なのですよ。

で。
一般解だとわかると、「なあんだ」となって肩の荷がおります。この悩みは、かつて色んな人が通っていった悩みなのだと。「答えを見つける力」を鍛えると、この悩みを抱える時間が無くなる or 短くなる。

「そうやって、効率ばかり追い求めて何が幸せなのかね。悩みの時間が人を育てるのだ」

とお嘆きのそこのあなた。ご心配なく。人生、数えるほどですが「その人だけの問い」と「その人だけの答え」に向かい合う機会がある。
で、ごくたまにやってくるその機会をロストしないためにも、普段から「実はこの問題はすでに解かれているのではないか」という事を自問できることが望ましい(と僕は思う)。

「自分にはこれはわからない」ということがすぐにわかる能力。

人生には色々ステージがあって、今までのキャリアで積み上げてきた「勝ちパターン」が通用しなくなることがある。
もうちょい具体的にいえば、例えばデザイナーとして仕事してきたけど、モノ売りの仕事に乗り出したりする(←僕の現状)。その時、デザイナーとしての流儀とか仕事の取り組み方って、一度手放したほうがいい時があるんですよね。全然ルールが違うから、デザイナーとしての「こうやったら成功するはずだ」という思い込みを捨てる。

で、捨てたとしてその後どうするか。「よくわからん」となってドツボにはまるか、「きっとモノ売りの成功の方程式があり、解いたヤツがいる」と仮定するかは「答えを見つける力」にかかってくる。
google検索で見つかったらお手軽だけど、ちょっとムリかも。とすると、本屋にいってビジネス書コーナーを見てみるか。いやいや、そもそも知り合いに「モノ売りの事業を成功させたヤツ」はいないか。いたとしたら、今すぐ電話orメールしてみよう…みたいなね。

自分の材料で答えが出せそうな時は、とことん自分の頭で考えてみるといいと思うんですね(クリエイティブのアイデア出しとかは正にそう)。
なんだけど、どう考えても自分のなかに「考える材料がない」ことがある。
この「これは自分で解ける問題かどうか」の見極めの的確さと迅速さを鍛えるためにも「答えを見つける力」の訓練は良いんじゃないかな〜。

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