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「原点」を共有できる仲間。初期衝動が自分の仕事をつくる。

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20歳の頃に「自分の好きなこと」に心底のめり込んだとしたら。
それはその後の「人生の基礎」になるんだと僕は思うんです。

「創業した会社を辞める」というよくわからない選択をしたヒラクを慰労する会を、大学時代からの親友が開いてくれたんですね。

手前味噌ですが、大学時代のマイメンを紹介するぜ。

前に書いたエントリーにあるように、大学時代、僕は友達たちとアングラ即興パフォーマンス集団を結成したり、フリーDVDメディアを立ちあげたりしていました。写真に写っているみんなは、その頃からの腐れ縁。

というわけで、左から一人づつ紹介していくぜ。

キャップを逆さかぶりしている緑のひとは、宮本至くん。今から8年前、一緒にゲストハウスを立ちあげて、今は森林保全のNPOで働きつつ『RAP BRAINS』という、知る人ぞ知るHip Hopグループを主催しているマイメン。

ちなみに、こないだパッケージのデザインをしたアウグスビールの若旦那、坂本悠多くんもRAP BRAINSのメンバーの一人。
PVの撮影場所は、一緒にはじめたゲストハウス。

で。
その隣のスキンヘッドは、村上烈くん。
NONAME PRODUCEというWEBやイベントの制作会社の社長。学生の時に起業しているから、同級生ながら起業歴10年という強者。
昨年末に『WEBクリエイター以外のための、WEB制作入門。』というイベントを一緒にやりました。今はWEB制作の仕事をしつつ、T1200というTシャツプリントサービスを運営していたり、新島の親善大使を務めていたりする親分気質なマイメン。

そしてその隣は中里裕次くん。
今や電子書籍界に風穴を空けそうな勢いのWEBサービス『WOODY』の創業者。学生の頃から一緒に旅行に行ったり、家族ぐるみの付き合いを続けている面白いマイメン。ちなみに、来月あたりに彼のサービス『WOODY』から僕も本を出版する予定。

さらにその隣は、武田直之くん。
Datakestra名義で海外のレーベルから音源やレコードを発表しているテクノ畑のマイメン。
吉祥寺育ちで、地元の美味い店はだいたい知ってる気のいいヤツで、僕の仕事を手伝ってもらったりもしています。前述のRAP BRAINSのリミックスもやっていたりします。

社会人を一周すると、結局「初期衝動」に戻ってくる。

でね。
大学を卒業してから10年弱経って振り返ってみると、「好きなことに心底のめり込んだ経験は、一生の土台になる」ということに気づくんだな。

10年前に大学近くの飲み屋で「オレは面白いことを何でもやるプロデューサーになりたい」、「最高の音楽を作りたい」、「世の中を変えるメディアを作りたい」なんてクダ巻いていたことが、気づいてみれば本当にそいつの仕事になっている。

これはとっても面白いことだと僕は思う。

お互いの10年間を振り返ってみると、一度サラリーマンをやっていたり、自分の思うようなことでは喰っていけない時期があったり。『思い通りにならない下積みの期間』というものがある。けれども、その10年間のあいだ「やがて来るであろう自分のピーク」というものを見失わなかったのが、彼らのスゴいところなんだろうね。

学生を卒業して、いきなり自分の思うような働き方をつくれる人はほとんどいない。
だから、しばらくは「自分がやらなくてもいい仕事」を地道に積み上げながら、プロフェッショナルとしての基礎体力、あるいは「自分の表現したいことの渇望」というものを見出していく(←ええと、この表現の解説はちょっと難しいぞ。組織で働いて、上司の評価や年2回のボーナス、上から次々に降ってくるミッションをこなしていくことは、生産性ゼロの学生あがりにとってはとても嬉しいことなんだね。なんだけれども、そういう心地よさを知ったうえで、でも二十歳のころの自分の初期衝動に戻っていくというのは、結構レアなことだったりする)。

どうしてそういう風に「二十歳への原点回帰」ができるのか。

それはね、ちょっと陳腐な表現だけれど。
「本当に好きなことを友達と分かち合えた経験」が下支えになっているんだね。

二十歳の時に、自分の心から好きだと思えることがある人は、幸運だと思う。
二十歳の時に、心から好きだと思えることを共有できる友達がいることは、幸せだと思う。
二十歳の時の気持ちに、いつでも戻れる仲間がいることは、奇跡のようなものだと思う。

みんな、どうもありがとう。久しぶりに「好きなことにのめり込む」という感覚を思い出して、アツイ気持ちになりました。
いいオッサンになっても、一緒に遊びましょうね。

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