▶デザインを掘り下げる

「上手くいく」を要素分解してみました。

おはようございます、ヒラクです。

ここ半年くらい、色々な商品開発やブランド作り、プロジェクトの企画などの話を持ちかけてもらうようになりました。
無我夢中で様々なことをやってきたことが、少なからず実績と思ってもらえるようになったということなので大変喜ばしいことなのですが、そもそも「上手くいくコツ」って何なのか、今まで考えたことがなかったのでこれを機にちょっと要素を分解してみようと思います。

僕としてももちろん全てが上手くいったわけではもちろんなくて、形になっても上手くいかなかったりそもそも企画が途中でストップしたり、上手くいきそうだったのにトラブルが起きたりと色々ありました。じゃあ、上手くいった時って何が起きていたのかというと…、


こんな感じで、3つの要素が上手く重なっていたなと思うんですね。
つまり、真ん中の小さな黄色の部分にリーチしていたということです。
図を解説していくと、

【実現可能性】
上手くいくための基礎となる部分です。
プロジェクトに責任をもてる主体がいて、かつ人間関係が良好で、モノを売るんだったら販路を持つキャパシティがあり、イベントをやるんだったら事務局をできるようなキャパシティがあることが基本で、商品を開発する場合は、技術や法律的な問題をクリアし、かつ政治的な領域に巻き込まれず、つくるときに時間がかかりすぎないか、そういうそもそも「当たり前」な要素です。

【社会性】
多くの人が「これは社会を良くしようという意図があるものだ」と共感し、応援したくなる要素です。
たとえば食であれば、有機農業や地産地消の要素があるものだったり、過疎地の就農支援につながったりする可能性のあるもと言えるでしょう。
最近の流れであれば、自然エネルギーや震災復興につながるものも共感度が高いものですね。

【創造性】
いわゆる「クリエイティブ」な要素です。
youtubeでもすごくたくさんの人が見たり伝えたりするような「ユーモア」があったり「メッセージ性の強い」ものであったりします。あるいは、パッケージが愛らしかったり、一目見たら忘れられないような形や、胸に刺さるキャッチコピーを総合した要素です。

で、今のところの僕の仮説では、この3つを兼ね備えると上手くいく確立がそうとう高くなります。
それはどういうことなのかというと、作り手でなく受け手になってみるとよくわかります。
「創造性」で惹きつけられ、「社会性」に共感してファンになり、「実現可能性」によってスムーズにサービスを受けたりモノを買ったり、イベントに参加することができるからなのです。

「作る」時には、様々な要素を分解して分業制でつくっていきますが、「受ける」時は全てを統合して受け取ります。そのときの『シームレス』っぷりが大事なんですね。特にみんな忙しい社会では。

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僕はデザイナーとして「創造性」を生み出す役割を担ってきました。
ところが、良いもの作ったなという感触があってもプロジェクトが上手くいかないのを何度も繰り返すうちに、「問題は違うところにあるのかも」と思うようになり、段々と「社会性」や「実現可能性」を考えるようになってきたんですね。

地域の問題や一次産業の問題、あるいは現状の経済の仕組みに乗りにくいけど大事な領域の問題で厳しく突きつけられるのは、「お金がない、優秀な人材がいない、誰にも知られていない」というないないづくしです。

そんな状況を打破して「上手くいく」ためには、この3つの要素を満たして針の穴を通す、けっこうなテクニックと情熱が必要なんですね。
…とまあ、そんなことを最近考えています。
これから一緒に何かをするみなさまとは、この「3つの輪」をセットで考えて楽しく仕事をやりたいなと思っています。

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