作者が描いた世界が滅ぼされる快楽。ミシェル・ウェルベック『滅びる』
ミシェル・ウェルベックの新作小説を読んだ。 ウェルベックの世界はフランス特有の意地の悪さ、もっと言うと「世をあきらめているくせに妙に粘着質になってしまう諦念」みたいなフィーリングが凝縮されていて、フランスにいた頃の懐かしい気持ち…【続きを読む】
ミシェル・ウェルベックの新作小説を読んだ。 ウェルベックの世界はフランス特有の意地の悪さ、もっと言うと「世をあきらめているくせに妙に粘着質になってしまう諦念」みたいなフィーリングが凝縮されていて、フランスにいた頃の懐かしい気持ち…【続きを読む】
先日、NHK Eテレの『デザインあneo』の「デザインの人」コーナーに出演しました。 思いがけずたくさんの人に観てもらったようでメッセージたくさんもらいました。嬉しいぜ。 さて。 もう2月半ば過ぎなんだけど、今年の僕のテーマ…【続きを読む】
年末のよく晴れた新宿のこと。 友人の編集者、徳谷柿次郎さんと新宿でブランチしながら雑談していた。その時に、このブログの話が存外に盛り上がった。 自前主義で十数年 過去アーカイブを見ればおわかりの通り、このブロ…【続きを読む】